こんにちは。S&Tの上村です。さて、この度7月に誰もが知っているレオナルド・ダ・ヴィンチのドローイングがオークションにかけられるようですね。

かなり小さいようですが、落札価格は1600万ドル(約17億円)を超えると予想されています。

このダヴィンチの素描ですが、現在民間が所有しているのはわずか8枚なんだそうです。その中の一つが今回出品されたクマ。

このクマですが、1860年にクリスティーズで競売にかけられ、わずか2.5ポンド(現在の貨幣価値で4万8千円程度)で落札されたこともあったんだそうです!

いつものことですが驚きですね。

その後、ロンドンのナショナル・ギャラリー、ルーブル・アブダビ、ロシア・サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館といった主要な施設が展示してきました。

こういう経歴がアート作品の価値を高めていくんですね。すごい!

ダビンチの素描としては「馬と騎手」と呼ばれる作品が2001年に800万ポンド(約12億3千万円)落札されたのが最高額だそうです。それを今回は遥かに超える予想ですが果たしてどうなることか?

注目ですね。

皆さんもたくさんの作品をお持ちかと思いますが、ご自分のお持ちの作品をもし主要な美術館が貸して欲しいと言ってきたら迷わず貸し出して下さいね。それが、作品の来歴にもなるし、結果としてその作品自体の価値を高めることになるのですから。

アート作品は購入された後もこうやって価値が高まっていくんですね。

だから購入者もアート作品を育てていくことに間接的に関わっていくことになることもお忘れなく。間違っても倉庫にしまいっぱなしでカビなど生やさないようにして下さいね。(笑)