こんにちは。S&Tの上村です。昨日、ギャラリーのオープン前にどうしても見てきて欲しいと言われイヤイヤ某展示へ。

あまりの酷さに絶句。そして、何よりも落ち込んだのがギャラリーのお客さんの数より明らかに賑わっていること。(T ^ T)

わかっていたもののここまで酷い状況がこの地域なんだと改めて再認識することになるとは。

多少なりともこの数年頑張って啓蒙活動してきたつもりだったのですが、まだまだほんの一握りしか伝わっていないんだと思うと流石にちょっと落ち込みました。(^^;;

それにしても酷かった。その上その作品売っているんですよ。マジですか?

正気の沙汰とは思えない展示でした。

まだまだ死なずに頑張ろうと何とか気持ちを持ち直して平静を装っています。(笑)

というわけで本日は平野千明展『Modern allegorism II』は最終日となります。

まだいらっしゃっていない方、狙っていた作品ある方は何を差し置いても足を運んで下さいね。

本当のアートとは何かを本日いらっしゃった方とは熱く語り合いたいなと思います。(笑)

Modern allegorism Ⅱ
会期)2022.11.3 – 11.13 13:00 – 18:00 (会期中は無休)
場所)Y & Gallery 山形県米沢市中央3丁目10-23

『人間は他人を解釈する際に様々な脚色を加え、1人の人物にまつわるイメージを創造していきます。 すなわち、そこにはもともとの事実を切り崩し、新たに意味を与えていく工程があるのです。切り崩す・切り開くという行為は世界と人間の関係を物語るための行為でもあります。自然から都市、そして人工への形態変化。 それは人間を語るためのキーワードの一つであり、そしてその行為は空間・場所を新たに生み出していくことだと私は考えています。私の作品のテーマは、つまり人間を取り巻く世界とそことの関係を「切る」という行為性を通して探っていくことにあります』。白と黒の紙をカッターナイフで裁断し、それぞれをアッサンブラージュしていく作品を「切る=空間の創造」と形容することができます。紙を切り、まっさらな地平である白紙に図絵を構築していく作業は、ゼロから存在(=イメージ)を生み出すと同時に余白を活かし、それが所在する空間をつくり上げていく行為です。空間に浮かび上がる人物と鑑賞者の対峙によって生まれる、“知覚実験”的な作品をお楽しみください。〜平野千明

https://www.yandgallery.com

それでは皆さん本日も良い1日を。Y&ギャラリーにてお待ちしております。🤗