こんにちは。S&Tの上村です。平野千明展『Modern allegorism II』も残すところあと2日。週末のご予定は皆さんいかがですか?

まだの方はぜひ足を運んでみて下さいね。

Y&ギャラリーにてお待ちしております。🤗

さて、昨日午前中に先日届いた作品をオープン。MARTINE GUTIERREZの2枚組の作品がようやく到着しました。

これがとんでもなく素晴らしくしばしうっとり。ちょっと物凄いものを入手しちゃったんじゃないかと思います。ギャラリーとも話しているとやはりstunning(気絶するほど美しい)という言葉を連発していましたよ。これをコレクションに加えられたお客様は本当に幸せだなと思います。

S&Tでは以前からマルティーヌの作品はおすすめしていますが、今年も大活躍の年でした。

現在ホイットニー美術館で個展が開催されています。展示は来年3月までなのでそちらに行く予定のある方はぜひご覧になった方が良いと思います。

2018年、グティエレスは、ファッションの見開きページ、製品広告、編集者からの手紙を満載した124ページの雑誌『Indigenous Woman』を制作しました。”マヤ・インディアンの遺産の賞賛、現代のインディジネスのナビゲーション、進化し続けるセルフイメージ “にすべてが捧げられていると、グティエレスは表現しています。グティエレスは、光沢のある雑誌のスタイルと構成を通して、従来の美の理想を覆し、性差別、人種差別、トランスフォビア、その他の偏見がいかに深く我々の文化に埋め込まれているかを明らかにします。この作品群は、第58回ヴェネチア・ビエンナーレをはじめ、世界中で展示されています。

マルティーヌ・グティエレスは1989年カリフォルニア州バークレー生まれのアーティストです。

彼女の作品は、ジェンダーと美の従来の表現に疑問を投げかけるポップの影響を受けた物語のシーンを作成することによって、アイデンティティの多様性を探求しています。しばしば自分自身をモデルとして使用し、主題と創造者の両方の役割を果たし、ファッション、広告、映画の言語をユーモアと想像力で変え、女性であることが何を意味するのかを問いかけます。

「私の作品は、私が自分自身をどのように見ているのか、または見られたいのかを伝え続けています。それは、社会的構成要素に操作されることなく、私の美しさと性別の表現を検証するために私が見つけた唯一の方法です。」
ーマルティーヌ・グティエレス

彼女の作品は詳細をよく見るとさまざまな違和感に気がつくはず。そしてその色彩は常に美しいんです。

今回入荷した作品も『Indigenous Woman』の中の作品の一つです。いや〜、しつこいようですが本当に素晴らしい。本当にうっとりしちゃいます。

お客様のご好意で納品前はご覧いただけるということなので見たい方は是非お早めに。

それでは本日も良い1日を。Y&ギャラリーでお会いできると嬉しいですね。