こんにちは。S&Tの上村です。先日ご案内していたUwe Wittwerによる版画作品が入荷しました。やはり画像で見るのとは全く違い、より素晴らしいものでした。この辺がアート作品の難しいところでやっぱり実物を見ないと判断できないですね。この状況では中々難しいですが。(⌒-⌒; )

ここのところ何度かご紹介していますが、この作家の作品は本当に面白いです。

【Uwe Wittwer】1954年チューリッヒ生まれ。
初期の作品はカラフルで抽象的な表現力豊かな油絵でしたが、80年代の半ば頃から、形象的、具象的な作風に変わっていきます。彼の作品は絵画、水彩、インクジェットプリントを特徴とします。作品は比喩的ですが、正確には画像の画家と言って良いでしょう。彼の作品には“絵とは何かという問いかけ”、そして記憶がどのようにイメージに影響を及ぼすかという疑問が常につきまといます。2008年、Bilanz誌による“最も重要なスイスのアーティスト50人”リストに選出されています。また、2013年には彼の作品の2つがニューヨークのメトロポリタン美術館に収蔵されました。

オリジナルももちろん入手可能ですが、彼の版画作品も素晴らしいです。もちろんエディションもかなり少ないので希少性も十分です。また、価格の面でも現在彼の版画作品は安すぎると言って良いでしょう。

というわけで本日の1枚です。お問い合わせはS&Tまで。

Haus 2012
Heliogravüre/Aquatinta
edition 35
image size 60 cm x 50 cm
paper size: 90 cm x 76 cm

1998年、チューリッヒのヘルムハウス(Helmhaus)で個展を開き、デジタル化された写真が初公開されました。それ以降、デジタル処理がされた画像も、彼の作品の一部になっていて、インターネットからダウンロードした画像を使用したりもします。そんな作品の一つがこの作品です。ぜひ実物をご覧下さい。\(^o^)/