画集のススメ。

こんにちは。S&Tの上村です。昨日イギリスからでっかい箱が届いて何かと思ったら随分前に頼んでいた画集が。忘れていた上に思った以上にデカくてビックリしましたが非常に良い画集が手に入りました。すっかり忘れていたので送り付け詐欺かと疑っちゃいました。（笑）

最近日本でもアートコレクターの方は随分増えてきています。S&Tのお客様でも新米コレクターの方からコレクターのベテランの方までたくさんいらっしゃいますが、意外と画集は買っていない方多いです。

もし、好きな作家などいればそこを手始めに画集をぜひ買ってみて下さい。皆さん意外と作品を持って満足されているようですが、同じ作家の作品をすべて購入するわけにもいかないので、その作家の全容を知るためにも画集は役に立ちます。

そして画集の中にはもちろんレアなものも。最近ではエディションが入っていたり、サインが入っていたりするものもあります。そして、それはそれで価値があったりします。

私も投資など意識をしているわけではありませんが、ウチにはかなりの画集があります。仕事柄もありますが、たまたまうちにあった画集が『ん十万円』になっていてびっくりすることもしばしば。

画集は普通の本に比べて高いように思えるかもしれませんが、決して高くはないんだということも覚えておいて下さい。

特に自分が惚れ込んでいる作家がいれば、その作家のことをもっと知りたくなりませんか？

だからぜひ作品収集だけではなくて、それに付随した文献も充実させてみて下さい。そうするとコレクションにもきっと厚みが出てくることでしょう。そして、いつの間にか自分の知識も増えていることに後々驚きを覚えるかもしれませんね。

というわけで本日は私の私物から画集のご紹介です。

S&Tではもうお馴染みですね。イドリス・カーンの画集になります。ちょっと中身もお見せしますね。

ちょっと前の出版なので最近の作品は入っていませんが、それまでのカーンの素晴らしい作品が網羅されています。非常に貴重な文献です。