こんにちはS&Tの上村です。9月は海外でもイベント目白押し。昨日もThe Armory Showのご案内が届いていました。あちこちあり過ぎて困っちゃいますよね。何でこうも重なるんでしょうね。1ヶ月にひとつくらいにして欲しいと思うのは贅沢な悩みでしょうか?

私のお付き合いのあるギャラリーからも続々出品作品のリストが届いていますが欲しいものあり過ぎて資金が…。😅

無制限のお財布が欲しいと思うのはきっとアートファンならあるあるでしょうね。(笑)

リストの中にはS&Tでお馴染みのアーティストもいましたよ。

その中で私がやっぱりこの作家の作品は欲しいなと思うのがこちら。

Screened Pictures X #153, 2023 / Anthony Hernandez
Archival pigment print
50 x 75 inches
Edition of 5

S&Tにも以前入荷してすぐになくなってしまったアンソニー・ヘルナンデス。やっぱり何度見ても面白いですね。

アンソニー・ヘルナンデスは、過去50年にわたり、モノクロのストリート写真から、周囲のディテールを抽象化したカラー写真まで、バラエティ豊かな作品を制作してきました。ヘルナンデスの作品の多くは、生まれ故郷であるロサンゼルスに焦点を当て、この街の人々や風景に対する独自の洞察を明らかにしています。1978年にハンディカメラから大判カメラに、1984年にモノクロからカラーに持ち替えたヘルナンデスの写真へのアプローチは、よりゆっくりとした視線を特徴としています。慎重に構成され、形式的に厳密な彼の写真は、彼がレンズを向けたものを深く、冷静に検証しています。

そして、もう一人。Ori Gershtの作品。

Untitled 02, 2022, from the series Fusing Time / Ori Gersht
Archival pigment print
59 x 44 inches
Edition of 6 + 2 AP

ORI GERSHTは1967年にイスラエルのテルアビブで生まれました。写真家でありビデオアーティストです。歴史、記憶、風景の関係を詩的に探求する作品を制作しています。比喩を通して、Gershtは紛争や暴力的な出来事や歴史を視覚的に表現することの難しさを明らかにします。

Gershtの画像は驚くほど美しいです。視聴者は、より暗く、より複雑なテーマに直面する前に視覚的に誘惑され、美しさと暴力の間の強迫的な緊張を表します。

「私は自分自身のエントロピーを非常によく知っています。この努力が運命づけられていることを知って、すべてを整理したいという願望です。 これは私自身の存在についてです—結局、私が秩序を手放すとすぐに、私の人生は死ぬと理解しています。 私のすべての仕事において、何かを保持したいという願望と、何らかの形の永遠の保証を持ちたいという願望と、物事が崩壊しているという認識への一時的な服従との間に緊張関係があります。」
–Ori Gersht

彼の作品はニューヨークのグッゲンハイムを含む多くの主要な機関に収蔵されています。

ORI GERSHTもS&Tではお馴染みですね。以前1点入荷しましたがこれも素晴らしかった。持っている方は幸せです。

他にも魅力的な作家たちがたくさん出ていて欲しいものばかりで困っちゃいます。本当に頭を抱えちゃいますね。😅

まだ持っていない方がいたらこの二人の作品は今のうちに1枚持っておくといいのにと勝手に思っています。

そんな作品ばかりいっぱい出てきてもう大変です。(笑)

もちろん遠慮なくS&Tへお問い合わせくださいね。

それでは皆さん本日も良い1日を。