こんにちは、S&Tの上村です。いや〜昨日の夜はびっくりしました。ド〜ンという大きな揺れがあり普段は一度寝たら起きない私もさすがに飛び起きました。東日本大震災のことが昨日のように思い出されます。いつもこの時期なんですよね。何かあるんでしょうかね。震度3の私の地域であれほど驚くんですからやはり震度6って相当恐ろしいですよね。地震はいつやってくるのかわからないのが尚更怖いですよね。🥶

皆さんのところはどうでしたか?

そして、昨日もS&Tは大賑わい。皆さんかなり楽しんでいましたよ。もちろん皆さんS&Tの平均滞在時間は堪能していかれ、なんならまだまだ足りない様子でした。(笑)

残すところあと10日ですが、ぼちぼち抽選のご予約も入ってきています。競合がいた場合、もちろん抽選になっちゃいますが、気になる作品がある方は忘れずにエントリーして下さいね。昨日の方はPrintsには2回目。何度も何度も気になる作品を見ながらじっくり吟味して決めていましたよ。😆

もちろんそんな風に何回足を運んでもらっても良いので遠慮なく来て下さいね。作品をちゃんと見て決めて下さい。大歓迎です。🤗

『Prints』予想以上の賑わいで、うれしい悲鳴をあげています。おかげで私もサボることができません。(笑)

そんなの普通だろうと怒られそうですが皆さんのために頑張ります。😆

というわけで本日の1品はPrintsから。

Skowhegan Costume Ball, 1969 / Alex Katz
Lithograph in purple-black ink
78.7 × 54.6 cm
Edition: 75 plus AP

この作品1969年に制作されたリトグラフの作品ですが、実は2種類あるんですよね。一つはこちらのリトグラフ。もう一つはリトグラフなんですがエディション600のポスターです。絵柄は全く同じものの微妙に違いがあります。ポスターの方は印刷されたサインが右下に。こちらの作品は左下に鉛筆でサインが入っているのですが、老眼の私は初め見つけることができずに大騒ぎでした。(笑)

今回アレックス・カッツの作品はこちらの1969年の作品と、もう一枚2010年の木版画の2枚をご用意しております。その違いを見比べることができて非常に面白いですよ。😆

こうやって作品を見ると、カッツはとんでもない長い年月アーティストとして活動を続けているんですね。改めてすごいことだなぁと思います。

今年で97歳の今も精力的に活動していますもんね。すごいですね。

アレックス・カッツは1927年ニューヨーク・ブルックリン生まれ。ニューヨークのクーパーユニオン大学、メイン州のスカウヒーガン美術学校で絵画を学びます。家族や友人など、身近な人々をモデルとした平面的な肖像画や風景画で知られ、作品はシンプルな色合いと画面全体を使った大胆な構図が特徴です。絵具の乾きを待たずに塗り重ねるウェット・イン・ウェットの手法などを用い、肖像画と風景画のどちらにおいても写真ではなく実際のスケッチをもとに描きます。50年代に隆盛した抽象表現主義とポップ・アート、大衆文化や街のビルボードなどに影響を受けつつ、現在まで独自の具象表現を貫いています。絵画のほか、薄いアルミ板や木板に肖像を描いて切り抜くカットアウト彫刻や舞台美術なども手がけています。

彼は1951年以降、250以上の個展と約500のグループ展に出展してきました。しかし、現代アートの主流にいる巨匠たち(たとえばジャスパー・ジョーンズやロバート・ラウシェンバーグなど)の知名度には遠く及びません。

きっとこれからもっと再評価され価格も今よりずっと高額になっていくことでしょう。今回展示の作品も驚くべき価格です。それは来てからのお楽しみ。(笑)

それでは皆さん本日も良い1日を。