こんにちは。S&Tの上村です。朝晩はだいぶ涼しくなってきた今日この頃。少しづつ秋の気配?も感じるようになってきた私の地域ですが、秋といえばやっぱり『芸術の秋』ですよね。そこでこれからまだまだ間に合う芸術祭のお勧めをご紹介したいと思います。

まずは山形のお隣の宮城県から『Reborn-Art Festival 2019』。以前もご紹介しましたがこちらはもう始まっています。今年で2回目となるこの芸術祭ですが、今年のテーマは『いのちのてざわり』。実行委員長は音楽プロデューサーの小林武史が担当。また、同フェスティバルではマルチキュレーター制を採用しており、島袋道浩、名和晃平、和多利恵津子(ワタリウム美術館)、和多利浩一(ワタリウム美術館)、中沢新一などがキュレーターを務めるそうです。

ワタリウム美術館は東京渋谷にあるコンテンポラリーアートの私設美術館です。もう随分長い間一線で面白い取り組みをされている美術館で私もまだ東京で仕事をしている頃にだいぶお世話になりました。その美術館のオーナーがキュレーターを勤めているので私は個人的にとても期待しております!

明日20日からは網地島エリアがスタートするそうなのでぜひ!

https://www.reborn-art-fes.jp

もう一つは現在夏会期中の瀬戸内国際芸術祭2019。もうだいぶ行かれた方いらっしゃるかと思いますが、やはりこれは見逃せないですね。

見所満載でご紹介しきれませんが、やっぱり見てみたいのは私がこの前森美術館で見損ねた豊島で行われている、塩田千春と田根剛のコラボレーションによるプロジェクトですかね。

塩田千春+田根剛「新作(タイトル未定) 進行中」

「記憶」をテーマにした作品を製作中で、完成は2022年を予定しているんだそうですよ!!!瀬戸内国際芸術祭2019ではコンセプト模型の展示を行うそうです。

夏会期は8月25日までですが、9月28日からは秋会期も始まるのでまだまだそちらも間に合うと思います。

これまで「瀬戸内国際芸術祭」で発表された作品は、すでにパブリックアートとしてその地に定着しているものも少なくありません。新作はもちろん、瀬戸内海を旅しながら、夏の瀬戸内の美しい風景とともに、すでに地域の風景となっているアート作品を愛でるのも楽しみなので一度は足を運んでみて欲しい芸術祭ですね。

https://setouchi-artfest.jp

私は個人的に『芸術の秋』だけでなく『食欲の秋』なのでこれからの季節は非常に忙しくなります。(笑)