こんにちは。S&Tの上村です。毎日のようにコロナに関するニュースでもううんざりしている方も多いと思います。私も海外の方と毎日やりとりをしている中でコロナの話題をすることが多いのですが、彼らが最も心配していることは誰がコロナにかかったとかいうことではなくてやっぱり子供たちが一番心配だと言います。

彼らの発言を聞いていると常に前向きで未来をみています。こんな時でも自分のことしか考えていない日本のお偉い政治家さんたちに見習わせたいもんだなぁといつも思います。(⌒-⌒; )

日本では学校が休校になり嘆いている保護者たちもたくさんいらっしゃるようですが、これをチャンスだととらえる方もたくさんいるようです。なぜなら、こういう時期だからこそ既存の学校や社会のあり方を見直すいい機会になるからです。例えば、この際9月に新入学にして欧米に足並みを揃えようということもできるわけです。これまでの無駄を省くのにもいい機会かもしれません。こういったことを議論することの方が、変なマスクの心配や文句を言うよりよほど有意義な議論じゃないかと私は思います。(笑)

実際学校に行かなくても学ぶことは可能です。学校の評価基準が『勉強』か『運動』かの二軸である日本の教育では、アートに関して言えば、いつもよりこの騒動の方が興味を持っている方が増えているように感じます。不謹慎かもしれませんが、この機会にアートは本当に人々に必要なものだと身を持って知って欲しいなと思っちゃいます。

と言うわけでオンラインで学べるサイトをいくつかご紹介したいと思います。

一つ目は「どこでもアートきっず」。これは幼児・子どもの美術教育に特化したオンラインサービスです。単に作り方を教えるだけでなく、創造力や好奇心を育むための場として子どもの年齢に合わせたカリキュラムを組んでいます。

必要な教材が自宅に届くほか、“工作ずかん”としてサイトに作品の作り方が写真付きで載っており、作り方の動画も配信されるんだそうです。さらに「Web美術館」に子どもが作った作品を掲載して、作品に込めた思いや作り方をシェアし、コメントをもらうことができます。

自分の作品を発表し何らかの反応をもらえる、という体験は子どもにとって価値ある体験になることでしょう。

https://www.docodemo-art.com/forkids/

次は「Google Arts&Culture」。ご存知の方も多いかもしれません。こちらは世界中の美術品をブラウザやアプリで鑑賞することができるグーグルのサービスです。アメリカの現代美術館MoMAやパリのルーヴル美術館のほか、世界各国の美術館の収蔵品を閲覧することができます。そして何よりすごいのが、360°全方位のパノラマ写真上を好きな方向に進むことのできるストリートビュー機能を使って、美術館の中を歩いているかのような体験もできるんです。さすがグーグル!考え方によっては人混みで周りに邪魔されることなく美術品を独り占めできるのでじっくりと楽しめます。しかし、アート作品は実物をみないと本当の良さは分からないということは忘れないでくださいね。日本でも東京国立博物館、東京国立近代美術館、国立西洋美術館、東京富士美術館などが登録されています。この引きこもりの機会にぜひご覧ください!

https://artsandculture.google.com

この他にもオンライン美術館の「HASARD」など様々なサービスが結構充実しています。

この騒動後も世界は続くわけです。特に子供たちにとっては人生はこれからです。アートがより良い未来への希望となれば嬉しいですね。

みなさんの引きこもりライフの参考になればと思います。\(^o^)/