おはようございます。S&Tの上村です。

昨日やっと少し時間が取れたので、アートショップでもお馴染みの菊地さんに

お借りしていたハーブアンドドロシーのDVDをやっと見ました。(⌒-⌒; )

菊地さん遅くなってすいません。m(_ _)m

やっとお返しできます。

ハーブアンドドロシー夫妻はアート界で知らない人はいない超有名な

コレクターですが、お恥ずかしながらやっと今頃この映画を見ることが

できました。

二人の人柄やアートに対する考え方が非常によくわかる映画で本当に面白かった。

淡々と進行していく映画でしたが私はなぜか涙が溢れてきました。

映画の中に出てくるアーティストたちも錚々たるメンバーですごかった!

夫妻の『自分たちが気に入っていること、そしてアパートに入ること』という

コレクションのルールがとても印象深くて、面白かったです。

今頃見ている人は私ぐらいかもしれませんが、まだ見ていない人は

DVDで見てみて下さい。おススメです。

ヴォーゲル夫妻が素晴らしいのは、何よりも作品の価値が上がるのかどうか

ということは一切考えていなくて、その作品が良いから買っているということに

尽きると思います。これは何より大切なことだと思います。

日本でもようやく本物のコレクターの方達がふえてきました。

昔は本当に少なかった。

コレクターといっても千差万別で中には投機目的のみの方もたまに見かけます。

非難はしませんが、せっかく素晴らしいコレクションをするのだから

もっと楽しんで欲しいなと思うこともたまにあります。(⌒-⌒; )

また、最近の日本のコレクターの方達のコレクションを見せていただくと

どこかで見たような同じようなコレクションが並んでいることが

よくあります。

あくまで私見ですので、気を悪くしないで下さいね。(^◇^;)

もっともっと自分の目を信じてコレクションして欲しいなと思います。

幸いS&Tにはきちんと自分の目でみて、楽しんでコレクションしていらっしゃる方

ばかりなので、私もお話ししていて楽しいですが。

こういうコレクターの方達はアートを取り巻く環境を変えていく

原動力になっていきます。

アート界にとっては、なくてはならないとても大切な人達です。

だからこそ、今後もっともっと成熟していって欲しいなと切に願っています。

お酒を飲みながらこの映画を鑑賞して、色々語り合いたいと

言っていた菊地さんの言葉の意味が良くわかりました。

まだまだ語りたいことはありますが今日はここまで。

それでは皆さま今日も良い1日を。