こんにちは。S&Tの上村です。そういえば、今年の頭にイギリスの研究者がアートとの触れ合いは人生を豊かにするだけでなく、長寿をもたらす効果があるという論文を発表しました。ご存知の方も多いかもしれませんが、思い出した時に書いておこうと思います。

彼らは数千人の50歳以上の英国人を対象に調査を行い、長寿と生活習慣の関連を分析したんだそうです。およそ2000人の被験者が調査の期間に亡くなったそうです。その中で『日常的に運動を行う人々の死亡率は低かった。』『男性のほうが女性より、死亡率は高かった。』『喫煙者の死亡率は非喫煙者を上回っていた。』などということがわかってきたそうです。

ま、当たり前な感じですが。(⌒-⌒; )

面白いのがアートの愛好家はそれ以外の人々に比べ、長寿であることが確認されたということです。

ただ別の要因も考えられるらしく、アートの愛好家は裕福な場合が多いので、健康管理状況も良好なケースが多かったり、高齢になるにつれて、外出の機会が減り、アートから遠ざかることも考えられるということです。

それらを加味してもアートと関わりの深い人の死亡率は、関わりが無い人よりも低かったんだそうです。

ま、完全には立証されていないので何とも言えませんが、アートとの関わりが長寿に一定の効果をもたらすのは間違いなさそうです。

アート好きには朗報ですね。\(^o^)/

これは研究結果でしたが、普段からアートに触れていると何だか元気が湧いてきますもんね。薄々長生きしそうだなとは体感していました。(笑)

というわけで本日の1枚です。

Red Anna, 2019
Oil on canvas
147.3 × 193 cm

彼女は1962年アメリカのニュージャージー生まれです。現在はオーストリアのViennaにて製作活動をしています。

彼女は一時停止した映画のワンシーンを撮影した写真をベースにしたペインティングやドローイングを制作しており、作品を通して光とは物質なのか、あるいは過程に過ぎないのかということを観賞者に問いかけます。メディウムの蓄積が直接的に時間の重なりを示す絵画の特性と、写真のフラットな時間軸が重なることで、虚構と現実を行き来するような独自なイメージが生み出されています。

画面の揺らぎがとても叙情的で物悲しく素敵な作品です。