こんにちは。S&Tの上村です。この季節はオークションやアートフェアが目白押しで海外から様々なご案内が届きます。市場の動きも年末に向けて活発になっていて毎年ついていくのに四苦八苦です。(⌒-⌒; )
さて、S&Tでは随分前からオススメしているIdris Khan(イドリス・カーン)という作家がいます。いまだに日本ではあまり馴染みがない作家ですが、この作家の作品は本当に素晴らしい。そして、このところの作品の動きを見ているとだいぶ作品も市場から姿を消しています。価格も軒並み高騰しており、今が最後の買い時かもしれませんね。
というわけで、改めて彼のご紹介をしたいと思います。
イドリス・カーン
1978年 イギリス バーミンガム生まれ イギリス ロンドン在住
写真、ビデオ、彫刻を含む様々なメディアを通して作業しているカー ンの作品は、複数の画像を重ね合わせるという複雑なプロセスによっ て制作されています。 カーンの主題には文学、個人的および政治的歴史、音楽、宗教、特に イスラム教が含まれています。彼の作品は、ニューヨークのグッゲン ハイム美術館やイスラエルのテルアビブ美術館などの有名な美術館の コレクションになっています。オークションでも出る度に予想落札価格を越える価格を出していて現 在は原画は1000万円を越えるものも多数あります。 彼の世代の中で最も重要な作家の一人となっています。
また色々なアーティストへのオマージュ作品も発表されており、これが非常に興味深い作品となっています。例えば下の作品は、ドイツ人アーティストのBernd and Hilla Becherの作品のオマージュです。
そして下は版画ですが、お分かりだと思いますが、オリジナルと版画では色味が違うんですよ。この辺もコレクション心をくすぐりますね。
ぜひ皆様のコレクションに加えていただければと思います。詳しくはS&Tまでお気軽にお問い合わせ下さいね。