こんにちは。S&Tの上村です。アメリカの非常事態宣言以降続々と一時的閉店のお知らせが今日まで届き続けています。世界のアートの市場規模は約7兆6千億円と言われているのでどのくらいの経済的打撃があるのかと考えると恐ろしいですね。アート界でこのくらいなので今回のコロナ騒動での全体の経済的打撃はどのくらいになるのか考えると嫌になっちゃいますね。

ギャラリーによっては予約制で開店していますが、ご丁寧に『握手やハグは申し訳ありませんがご遠慮させていただきます。』とわざわざ書いてあるところもありました。(⌒-⌒; )

さて気を取り直して本日もご紹介させていただきます。平野 千明さんより新作のご案内が届いております。ホッカホカの新作ですが既に何件かお問い合わせあるようです。早い者勝ちですのでご興味ある方はお早めに。

Soup Cans, 2020
670×670 mm

東京コンプレックスシリーズの延長でウォーホルへのオマージュ作品とでもいうのでしょうか。

もう一つ。ちょっと前の作品になりますが、風神をモチーフにした昆虫の作品です。これは初期の風神・雷神を制作した際に風神イメージの昆虫がほしくて制作したものだそうです。こちらは平野さんらしい昆虫モチーフの作品です。

BASILIO(バシリオ) 2018
580×860 mm

年によって平野さんの作品の変遷が見られて面白いですね。\(^o^)/

【平野 千明(ひらのちあき)】 *敬称略
紙とカッターナイフで多種多様なものを生み出す。白黒の紙を重ねるという技法を独自で編み出 すことにより、切り絵の新しい表現方法を確立させる。2012 年、NewYork に移住しアート活動を 展開。同年、由緒ある Jadite gallery にて単独個展を開催。ニューヨークタイムズから取材を 受けるなど高い評価を受ける。 近年、日仏現代美術世界展(国立新美術館)での入賞をはじめ、 エコールドパリ展(フランスヴォージュ広場)入選・ ポルトガルセトゥーバル博物館特別推薦展 示と活動の幅を世界へと拡げている。 コムデギャルソンDMにてシンガポールのトップアーテ ィストであるテセウスチャンとの共作を発表。

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