こんにちは。S&Tの上村です。昨日知り合いのギャラリーにて銀彩硝子展というのをやっていたのでちょうど父の日が近いのでガラスのぐい飲みかなんかないかなと思って見に行ってきました。\(^o^)/

これが中々素敵でしたよ。思わず買う予定のないものまで買ってきました。(笑)

その中の一つに不思議なものがありました。それがこちら。

“ペンサドマーニ”
“ペンサドマーニ” アップ画像

“ペンサドマーニ”という理科標本なんだそうです。気温や気圧の変化で結晶ができたり消えたりするそうですが、その昔はデカいのを船に搭載して気圧や気温の変化を読み取ったんだそうです!!!!!

面白すぎてなんの使い道もないのに買っちゃいました。笑笑

本日までやっているようなのでお近くの方はぜひ行って見て下さい。店主の中嶋さんも非常に面白いですよ。盛り上がること必至です!

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この夏にぴったりのガラスの器が見つかるかもしれませんよ。

さて、海外からはこんなニュースも。アート関連従事者の話題です。

LAのアート関連職につく人々を調査したところ、平均して有色人種は白人より35%低い給料なんだそうです。さらにエントリーレベルの仕事では全人種の平均額(約400万円)が、最低限度の生活可能な賃金(約440万円)を下回っていることが改めてわかりました。足りない部分をどう補っているのかというと、家族の仕送りが一位で、次にアート以外のバイト、そして奨学金などが続くんだそうです。😅

また、アメリカでは組合化の動きが加速しています。ニューヨークのホイットニー美術館でも185人の職員が労働組合を結成しました。コロナ禍で2度に渡り合計約20%の職員のリストラが断行されたことが大きなきっかけになったといいます。また、職員とマネジメント層の賃金格差がひらくばかりな状況も原因の一つとなっているようです。

コロナの影響はやはりジワジワといろんなところに出てきているようです。

日本では飲食店やホテル業ばかりが苦しいとメディアで取り上げられますが、どの業種も結局同じなんです。それぞれの立場もありますがやはり自分のことだけでなくもう少し想像力を働かせてお互いを思いやれる社会になって欲しいですね。単純でささやかな願いです。

というわけで本日の1品です。

Ecology of Fear (Gillum for Governor of Florida)(Freedom Riders bus bombed by KKK), 2020

トマシ・ジャクソンは、1980年テキサス州ヒューストン生まれの作家です。彼女 はマルチメディア アーティストであり、その作品は公的記録や個人のアーカイブから画像や資料を収集し、政治的出来事と個人的な経験との関係を視覚的に具現化しています。

この作品は2020 年にグッゲンハイム美術館に収蔵されました。

ほぼ市場に出回っていないため購入は中々難しいと思いますが、出会えたら収蔵した方が良い1品だと思います。めっちゃかっこいいですね。