こんにちは。S&Tの上村です。昨日作家の湯浅さんとやりとりしていたところ意外な接点が!!!!!!

S&Tでも早くから推している作家でイドリス・カーンという作家がいますが、なんと湯浅さんがRCAに在籍時の一つ先輩だったとか❗️😲

やはり元々ご縁があったのですね。\(^o^)/

これはもはや偶然と言っていいのかそれとも運命か?

イドリス・カーンは未だ日本ではそれほどピックアップもされませんが、世界ではあの年代では最も重要な作家の一人となっています。湯浅さんも在籍時から注目はしていたようですよ。さすが。

そんなイドリス・カーンの作品がこちら。最近はまた違った作品が多いですが、この辺のシリーズは本当に素晴らしい。

St. Paul’s, London, 2012
Silver bromide, on ragboard and aluminium
76.5 x 101.5 cm

【Idris Khan(イドリス・カーン)】
1978年イギリス生まれ。生まれはイギリスですが、両親がパキスタン人で敬虔なイスラム教徒のため、彼も自動的にイスラム教徒となりました。とはいえ、彼自身はそれほど敬虔なわけではなく、ゆるイスラム教徒だそうです。とはいえ、彼の代表作のひとつに、「コーラン」をつかった作品があるのはそういった彼自身の出自が背景にあります。
多重露光というアナログな手法をデジタルでふんだんに使い、時代遅れのような 昔のガラス板に焼き付けた写真の様にぼんやりとした質感や白黒のコントラストからなる輪郭の彼の作品は、ある種の霊的なエネルギーのようなものを醸し出しています。彼の作品は我々が常日頃見慣れた様な風景を別次元の異質のもののように見せることに成功しています。

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