こんにちは、S&Tの上村です。昨日、うちの嫁に某話題をしていたら地震がきたかと思って見回すと私の貧乏ゆすりだったと言われ、貧乏ゆすりをしている自分に全く気が付いていなかった自分にビックリ。😅

それまでは全くそんなことをしていなかったらしいのですが、その話題になった途端に地震が起こったということで、自分でも意識していないうちに体が拒絶反応を示していたようです。(笑)

皆さんの前でそんなことをしないように意識していようと心に誓ったところです。

もし、そんな私の体のサインが出ていたら教えて下さいね。それにしても全くの無意識とは恐ろしい。🥶

皆さんはそんなことありませんか?

それにしてもここのところの様々なトラブルは『何かの試練か?』と思っちゃいます。人間死ぬまで修行だと思って楽しみながら乗り切ろうと思いますが、中々楽しめないですね。悟りの境地には程遠い。😅

さて、今年のヴェネツィア・ビエンナーレの金獅子賞は皆さんもうご存知のことかと思います。中々面白い作家が選ばれていますよね。

国別参加部門|金獅子賞:
オーストラリア館「kith and kin」
キュレーター:エリー・バットローズ(Ellie Buttrose)
参加アーティスト:アーチー・ムーア(Archie Moore)
会場:ジャルディーニ

国別参加部門|特別表彰
コソヴォ館「The Echoing Silences of Metal and Skin」
キュレーター:エレミレ・クラスニキ(Erëmirë Krasniqi)
参加アーティスト:ドルンティナ・カストラティ(Doruntina Kastrati)
会場:Museo Storico Navale della Marina Militare, Riva S. Biasio 2148

企画展参加アーティスト部門|金獅子賞
マタアホ・コレクティブ(Mataaho Collective)

企画展参加アーティスト部門|銀獅子賞
カリマー・アシャドゥ(Karimah Ashadu)

企画展参加アーティスト部門|特別表彰
サミア・ハラビー(Samia Halaby)

企画展参加アーティスト部門|特別表彰
ラ・チョラ・ポブレーテ(La Chola Poblete)

生涯にわたる功績を讃える「栄誉金獅子賞」
アンナ・マリア・マイオリーノ(Anna Maria Maiolino)
ニル・ヤルター(Nil Yalter)

ナショナル・パビリオンの展示を対象とする国別参加部門の金獅子賞のアーチー・ムーア面白いですよね。

Archie Moore, Pavilion of Australia kith and kin 60th International Art Exhibition 
展示会場の壁面

現生人類がオーストラリアに初めて到達したとされる6万5千年前にまで遡る家系図をパビリオン内に展開したんだそうです!!!

審査員は『静けさと力強さに満ちたパビリオン内で、アーチー・ムーアは何カ月もかけながらチョークで壮大なファースト・ネーションの家系図を描き上げた。黒板状の壁面と天井に刻まれた(記録の残るものも失われたものも含む)6万5千年の歴史は、観客にその空白を想像し、この哀悼のアーカイブが本質的に有する脆弱性を受け止めるよう求める。展示空間中央に積層された墨消しの残る公文書の数々は、ムーアの集中的なリサーチのみならず、ファーストネーション(先住民)の人々の高い収監率を映し出している。本インスタレーションは、その確たる美的感覚と抒情性、そして閉ざされた過去の喪失に対する祈りという点で極めて優れている。また、ムーアは幾千もの人々の名前の目録を通じて、回復への一縷の可能性を提示している』とその受賞理由を述べています。

実物をぜひ見たいと思っちゃいました。きっと圧巻でしょうね。

そのほかの受賞者の作品も中々に面白い。今年も見どころ満載ですね。

今すぐにでも行きたいなぁ。🤤

第60回ヴェネツィア・ビエンナーレ「Foreigners Everywhere」は11月24日まで。お近くに行かれる予定のある方は旅の予定に組み込んでみてはいかが?

もし、行かれたら必ず話をしにS&Tへ来て下さいね。楽しみにしています。

それでは皆さん本日も良い1日を。