こんにちはS&Tの上村です。だいぶ元気になってきたら色々気になって、良かれと思ってやった事が裏目に出て大失敗した昨日でした。😢

体調も良くなったり悪くなったりと交互に繰り返している感じです。ストレスが一番悪いと医者には言われるのですが、ストレスフリーの生活はありえないんですよね。性格もあるのでしょうが仕方ありません。

焦らずゆっくりとリハビリしたいと思います。中途半端に余計なこともしないように心がけようと思います。😅

ま、家の中ぐらいは歩き回れるようになっているのでS&Tへお越しの際は遠慮なく連絡下さい。しっかりとご案内はできるので大丈夫ですよ。

ご予約の際に体調もちゃんとお伝えしますのでご安心下さい。

それにしても『突発性難聴』という病名からあまり大したことがないと思われちゃうのですが私の場合はかなり重症です。もっと深刻そうな名前にしてくれればこの大変さが伝わるかもしれないなと寝ながら考えていました。(笑)

皆さんもストレスには十分お気をつけ下さいね。

さて、9月9日からはいよいよミナミハラアートウォークが始まります。S&Tも参加予定ですが、私は車の運転ができないので送迎付きで参加します。😅

それはそれで何だか申し訳ないなと思ってストレスになっちゃうのですが、今回はちょっとご来場者に驚いて欲しくて無理してでも参加します。

私が倒れる前に思いついて一人でワクワクしていたところ倒れちゃったんですよね。思わぬ入院で準備が慌ただしくなっちゃいましたが何とか皆さんに楽しんでいただけそうです。

ミナミハラアートウォークについてはfacebookもあり毎日更新しているのでそちらをチェックしてみて下さいね。

https://www.facebook.com/profile.php?id=100070211790489

もちろんS&Tでもお馴染みのアーティスト達も参加します。その後に辺藝があるわけですがそれぞれに出品される作品の違いにも注目すると面白いかもしれませんね。

どちらも楽しみです。

というわけで本日の1品です。

Mes Ouvrages, 1991 / Annette Messager
Gelatin silver print and ink on paper
29.8 x 23.1 cm

Annette Messager(アネット·メサジェ)は1943年フランス生まれのアーティストです。

1970年代から身近な小物や雑誌、日用品などの日常の素材を使った作品を創作。1982年には、写真モンタージュとファンタジーを融合させた作品群《キマイラ》シリーズを発表しました。その後、布、刺繍、編み物といった女性らしい素材と、動物のはく製や人体のパーツ写真を融合させた作品で注目を浴びます。彼女は既存のスタイルにとらわれない斬新な視点で、人間の相反する複雑な内面を浮き彫りにします。アウトサイダーとして「権威」への挑戦を続けるとともに、最近はフェミニズム運動をテーマにメッセージ性のある作品にも取り組んでいます。2005年にヴェネツィア・ビエンナーレ金獅子賞を受賞。2008年に森美術館で日本初の大規模個展『アネット・メサジェ:聖と俗の使者たち』を開催。浮世絵師・歌川国芳の手法を参考にするなど日本文化にも造詣が深い。

彼女は建築家でアマチュア画家だった父の影響で、幼少の頃から「クレヨンや絵の具を与えてもらい、よく絵を描いていたので、芸術はとても自然なことでした」と語っています。
 パリ国立高等装飾美術学校時代、写真コンクール優勝の副賞だった世界一周航空券を使い、南ヨーロッパやインド、イスラエル、ネパール、日本などを旅行、異文化の影響を受けました。卒業後、ジャン・デュビュッフェの前衛美術に感銘を受け、さらには1968年の「5月革命」による旧体制崩壊を目の当たりにし、美術は美術館といった「権威」ではなく、路上や日常にあると痛感したといいます。
 翌1969年、パリで彫刻のインスタレーションと版画を発表し、注目を集めました。1970年代には日用品を集積した《コレクション》シリーズや、映画のポスターにヒントを得た《連続ドラマ》などを世に送り出します。1982年には、写真モンタージュとファンタジーを融合させた壮大な作品群《キマイラ》シリーズを発表。
 その後、1990年代にかけては、ぬいぐるみや布、刺繍、編み物といった女性らしいモチーフや素材を駆使しつつ、人体のパーツを写したグロテスクな写真や動物の剥製などを融合させた「二面性」を強調する作品に移行。表現方法も「吊す」「浸透する」といった展示の可能性も探究しました。
 既存のスタイルにとらわれない斬新な視点で、人間の相反する複雑な内面を浮き彫りにする作品が多いが、彼女は「オブジェにも人間にも常に相反する裏側があります。私はいつも先入観なく空っぽな状態で創作を始め、見るものすべてを自分のものとして吸収します。芸術家は泥棒なのです」と話します。
 21世紀に入ると、コンピューターを駆使した“動く作品”にも挑戦。2005年には、童話『ピノキオ』を原案にした作品群《カジノ》で、ヴェネツィア・ビエンナーレ金獅子賞を受賞。最近ではトップレスで抗議する女性集団(フェメン)のフェミニズム運動など、メッセージ性のある作品の制作にも取り組んでいます。

1990年にはクリスチャン・ボルタンスキーと2人展も開催しています。

また、2008年には森美術館にて『アネット・メサジエ:聖と俗の使者たち』展が開催されたり、2016年には第28回高松宮殿下記念世界文化賞の彫刻部門で受賞していたりと日本でも馴染み深いアーティストです。

メッセージ性の強い彼女の作品はどこかお茶目で毒があります。これからますます注目を集めることでしょう。楽しみですね。

あっ!忘れてはいけません。『もっと愛のサマーセール』は本日も含めてあと4日。皆さんお急ぎ下さいね。

それでは皆さん本日も良い1日を。