こんにちは。S&Tの上村です。とうとう雪が降ってきちゃいました。毎年のことながら嫌になっちゃいます。スノーブルーとも言うそうですがちょっと憂鬱です。😅
雪の降らない地域が羨ましい。ないものねだりですが。
そんな憂鬱な時には何もしないで好きな映画や動画を見てのんびり過ごしたいですね。そんな時にピッタリなのがNetflixの話題作「令嬢アンナの真実」。
これ2010年代に実際にあった実話をもとにしたドラマ。
このモデルとなった人物、現在は出所して足首にモニターをつけて自宅軟禁中なんだそうです。
しかし、この人物只者ではありません。彼女が獄中で描いたイラストで、その複製を販売し、すでに20万ドル(約2800万円)稼いでいるんだそうです。その売り上げで保釈金を払い現在イーストビレッジのアパートメントに住んでいます。これって決して安くないので保釈中の人が住めるようなところではないんですが。😅
現在色々な意味で注目されている彼女は出所後大忙しなんだそうです。
彼女は悪びれもなくこう言っているそうです。「落ちぶれたと思われてるけど、私は今も、あなたたちの誰よりも満ち足りた暮らしをしている」
いや〜、いい悪いは別としてたくましい。(笑)
「令嬢アンナの真実」ご興味ある方はちょっと覗いてみてはいかが?
と言うわけで本日の1品です。
ワズワース・ジャレル(1929年、ジョージア州アルバニー生まれ)は、AfriCOBRA(African Commune of Bad Relevant Artists)の創立メンバーです。 AfriCOBRAは、1968年にシカゴのサウスサイドで若い黒人アーティストたちによって設立され、トランスナショナルな黒人美学への関心から、20世紀のアメリカ美術の中で最も特徴的な視覚的表現のひとつを作り出しました。AfriCOBRAの特徴は、鮮やかな「Cool Ade」カラー、大胆な文字、黒人のポジティブなイメージで、この運動が生まれたコミュニティの日常生活に欠かせないものでした。AfriCOBRAは、1960年代から70年代にかけてのブラック・アーツ・ムーブメントの哲学的・美学的基盤を確立しました。創設者たちのビジョンは、サウスサイドのストリート、教室、スタジオ、リビングルームに根ざしていますが、その影響は世界中に広がり、ケリー・ジェームズ・マーシャルやケヒンデ・ワイリーといったアーティストに影響を与えています。ワズワースはそのキャリアを通じて、アフリカ系アメリカ人の苦悩、強さ、美しさを芸術の中で称えてきました。
彼の作品は鮮やかな色彩とブラックパワーのスローガンを組み合わせたパターン重視の肖像画を制作し、政治活動の激しさを表現するのが特徴です。
かなり強烈にメッセージが伝わってくるような作品です。
彼の作品はホイットニー美術館、ブルックリン美術館、クリーブランド美術館、ハイ美術館、ジョージア現代美術館、国立アフリカ系アメリカ人歴史文化博物館、ハーレムのスタジオ美術館など多くのコレクションに所蔵されています。
私の好きなアーティストの一人です。
それでは皆さん本日も良い1日を。