こんにちは。S&Tの上村です。昨日長年に渡って真贋が議論されていたゴッホの自画像が真作だったというニュースが飛び込んできました。


これは当初、1889年8月ごろにゴッホが描いたと考えられていました。しかし、1970年代に入り、専門家から「色合いや主題の表現が、当時のゴッホの画風とは合致しない」と指摘され、本物かどうか疑問の声が出始めました。

オスロ国立美術館が1910年にコレクションに加えたが、以前の来歴が不透明だったことも、真正性に疑問を投げかけることになったんだそうです。

そこで、オスロ国立美術館とゴッホ美術館が合同で調査を行うことで合意し広範な調査を行った結果、間違いなく本物だと認定されました。

この作品は専門家によると、精神的な障害に苦しんでいた時期に描かれた唯一の作品だとみられています。だから紛らわしかったのかもしれませんね。

ちなみにゴッホは30点以上の自画像を描いています。

こういう真贋をめぐる論争なんかもアートのロマンですよね。\(^o^)/