こんにちは。S&Tの上村です。いよいよ今回のArt Shopの出品作品最後の1点が出揃いました。\(^o^)/
こちらです!
【alfonatski】
Profile2015年より、二人展を軸に表現活動を開始。2017年にるーつ企画(出版・製本・工房)をたちあげ、自作絵本を通した表現活動にシフト。2019年より「honnan books シリーズ」を開始。約13cm x 11cmの小型の本の中であらたな活動を展開しています。あれもこれも係の「あるほ」と、あーだこーだ係の「なつき」という分担以外は特にありません。
Artist Statement情報の伝達が容易になり、価値観や文化の多様性が身近になったいま、「言葉に縛られる」ことは、かえって共感をさまたげる時代になっているのではないか。
あるほなつき(alfonatski ≠ Alfo + Natski ) は、あるほ(Alfo) と、なつき(Natski ) のユニットとして2015年から表現活動を続けてきた。それはお互いの能力を補う為に歩み始めたと思えるのだが、二人で作品を作るということは、様々な困難が生じる。特に絵本の製作においては、「言葉」の解釈の違いが大きな壁になる。それぞれの育ってきた環境も異なるし、イントネーションの違いや、行間の読み取り方も違うのだ。それを多くの人へ共感をともなって伝えようとする事は容易ではなかった。それでもお互い妥協せず、一つの結果を出す為に、答えが出るまで議論し、お互いが納得できる「言葉」を探し出してきた。「共通の目標」があるならば、そのために努力をし、知恵を絞る。結果的には「妥協しなくても何とかなる知恵を思いつける」という実感はあったが、世間一般との意思疎通を図ることが極めて困難であるということも同時に感じた。他者との関係性に於いて「共通の目標」が定まらない中でも、「お互いを尊重して相互に関心を持つ」ことによってその困難は乗り越えられるのではないか。共感するための手段として「記号」は、存在し役割を果たしてきた。「記号」に関する解釈はsophisticateされたものになっていった。しかし「情報の伝達が容易になり、価値観や文化の多様性が身近になったいま、「言葉に縛られる」ことは、かえって共感をさまたげる時代になっているのではないか」と、感じるのだ。このプロジェクトは絵本を作ってきた過程の中で、絵と写真の組み合わせについては、あまり大きな壁を感じることはなかったことがヒントになった。言葉に縛られることなく、ゆるやかな「記号」を用いたやりとりを通して、「共感による、あるいは、よらない」、他者とのコミュニケーションの取り方の、ひとつのかたちである。
【あるほなつき展】2015/08/16 – 22 あるほなつき展 蔵ギャラリーenta 2016/06/03 – 12 あるほなつき展 蔵ギャラリーenta 2016/07/05 – 31 あるほなつき展 碁点温泉 2016/09/02 – 10 あるほなつき展 山形まなび館 2017/10/28 – 11/10 あるほなつき展 蔵ギャラリーenta 2019/06/15 – 23 あるほなつき展 『空気シリーズ』の展示 東根市公益文化施設まなびあテラス2019/06/21 – 23 あるほなつき展 木の玉っころちゃんシリーズ』の展示 東根市公益文化施設まなびあテラス
【あるほなつきの活動】2017/06/03 るーつ企画(前田有歩・さとうなつき・あるほなつき)2017/09/30 木の玉っころちゃん1 出版 あるほなつき 2017/09/30 木の玉っころちゃん2 出版 あるほなつき 2017/11/24 わがままナおうさま 出版 あるほなつき 2018/03/10-3/23 Foto Fest 2018 portfolio review 参加 2018/04/28 木の玉っころちゃん3 出版 あるほなつき 2018/06/10 めぐるぼん1 出版 あるほなつき 2018/07/18 空気売りの少女 出版 あるほなつき 2018/11/01 空気売りの少女特装版 出版 2019/07/04 Alfo Maeta 2015 Catalog 出版 前田有歩2019/09/02 さがしています 出版 あるほなつき2019/09/02 「honnan books」本による表現活動 あるほなつき
前田有歩さんの作品とは別での出品です。急遽参加が決まったにも関わらずご参加いただきました。\(^o^)/
先日、あるほさんとなつきさんのご両人とお会いしましたが、どちらの作品もとても味のある素晴らしい作品です。この方達の作品の良さは特に画像ではわからないと思います。是非実物をご覧いただければと思います。
最後に今回の作品のシリーズものの画像も併せてご覧下さい。
「木のシリーズ」
「人物のシリーズ」