こんにちは。S&Tの上村です。昨日はようやく辺藝の撤収ができました。まだ作家たちとの反省会やら何やら色々しなければならないことは山積していますが、とりあえず元通りの生活を取り戻しつつあるのを感じ嬉しく思っています。
先日亡くなったばかりの猪木さんは『元気ですか?元気があれば何でもできる。』と言っていましたがその通りだと改めて思ったここ10日間でした。(笑)
猪木さんのご冥福をお祈りします。
さて、お休みしている時に随分と以前に頼んでいた本が到着しました。熱で朦朧としている時だったのでまだちゃんとは読んでいませんがこれが中々面白いんでご紹介したいと思います。それがこちらの本。
本の説明から。
『ワインボトル、雪かき、文章、便器……それらは、それほど特別なものには見えません。それが芸術革命のきっかけとなり、芸術の見方を一変させることになるとは、誰が想像できただろう。そして何より、この変化が第一次世界大戦の真っ只中に始まったということでしょうか。大ズワーン展(1885年)からダダイズム、ロバのロロからマルセル・デュシャンのレディマド、マン・レイからマルセル・ブルードサーまで、Hahahaはユーモアに真剣に取り組んでいます。
フランス語とオランダ語の二ヶ国語版展覧会カタログ、英語のブックレット付き。
この芸術革命は、1917年、ひっくり返った小便器から始まった。この平凡な配管をマルセル・デュシャンは「噴水」と名付け、芸術作品と宣言した。冗談のつもりで言ったのだが、美術界に大きな影響を与えた。それ以来、ユーモアは美の王国に永久に居座り続け、創造性を掻き立て、近代美術から現代美術への移行をもたらしたのです。100年経った今でも、美術史上の大発見とされている。
20世紀の芸術は、この解放的なジョークがなかったらどうなっていただろう?展覧会の様子 ハハハ。KANAL-ポンピドゥーセンターとのコラボレーションで開催される「The Humour of Art」は、風刺画、ダジャレ、おもちゃとしてのアート、デマ、パロディ、嘲笑、マスタージェスターといったテーマを中心に展開されます。この展示会では、アーティストが作品にユーモアを取り入れ、伝統から離れ、新しい形を提案する様子をご覧いただけます。
大ズワンツ展(1885年)からダダイズムまで、イーゼル「ロロ」からマルセル・デュシャンのレディマードまで、マン・レイからマルセル・ブルードサーまで、「ハハハ」はユーモアと真剣に向き合っています。』
まだチラッとしか見ていませんが思わずクスッと笑っちゃいました。
こういうユーモアは本当に人を元気にしてくれますね。大切です。
それでは皆さん本日も良い1日を。