運命の出会い

こんにちは。S&Tの上村です。先日、湯浅 克俊展で湯浅作品を見て感動し、初めてアート作品を購入された方から嬉しいご連絡が。

『欲しかった作品を手元に置ける喜びと感動で、私も久々にまた絵を描きたいな〜って思いました！上村さんと湯浅さんのおかげです👍✨』〜お客様より

そんなことを言われると嬉しい限りです。私のおかげというのはちょっと言い過ぎですが、やはり作品はこういう人に持って欲しい。そのぐらい感動できる作品と出会えることはその人の人生にとって大きな出来事です。私はちょっと作品との出会いを演出しただけです。

きっとその人のこれからの人生が大きく変わる出来事となったと思います。

そんな話を湯浅さんにもお伝えすると大喜びでした。😄

大袈裟ではなく、そのくらい衝撃が走ることって実はあるんですよね。運命の出会いです。

私も以前にブログで書いたかと思いますが、とある作品の前で感動やら色々な感情で動けなくなった経験をしたことがあります。それはとても買えるような作品ではありませんでしたが。😅

もちろんアートジャンキーの皆さんはきっとそんな体験をしているんだと思います。（笑）

これから展示が終わり、その方のお家に飾られるわけですが、そこからまた新たな感動があることをその人は知ることでしょう。今からその時の反応が楽しみです。

アート作品との出会いはいつも本当に運命的なものを感じます。あっさり手に入れることができたかと思うとその逆もあるんですよね。本当に不思議です。

だから私はディーラーをやめられません。

なぜって人の数だけその出会いがあるわけで、その目撃者となることができるのですから。

これは決して心のないお金だけのディーラーには分かり得ないことだと思います。

私はこの先一体どれくらいの感動と出会うことができるのかと思うとワクワクします。

そして、その先には一体何が待っているのかさらにワクワクしますよね。😄

アートジャンキーの皆さんも同じ気持ちだと思います。

やっぱりアートは面白い！

と言うわけで本日の１品です。

Vik Muniz （ヴィック・ムニーズ）
1961 – ブラジル・サンパウロ生まれ。
針金、砂糖、ダイヤモンド、チョコレート、色紙などのさまざまな素材を用いて歴史的な報道写真や、美術史上の名作を再現したものを写真で発表している。母国ブラジルにある世界最大のごみ処理場の廃棄物を使って制作した「ピクチャーズ・オブ・ガーベージ」の制作過程を記録したドキュメンタリー映画「Wasteland」は、多くの映画賞を受賞、アカデミー賞ドキュメンタリー部門の優秀賞にも選出。現在はニューヨークとリオデジャネイロを拠点に世界的に活躍しています。

またムニーズは様々なラグジュアリーブランドとのコラボレーションを通し、社会福祉プロジェクトに取り組むための資金を集め、リオデジャネイロのスラム街で暮らす若者たちのためにオーディオビジュアル技術を教える学校を開校しました。ムニーズは、その芸術的キャリアを通した社会発展、社会的包摂や持続可能性のための芸術教育への貢献が認められ、2011年ユネスコ親善大使に指名されました。

ムニーズの作品はただのオマージュじゃありません。実物を見た方はよくわかると思いますが、実にムニーズらしいんですよね。

ぜひ一度実物をご覧くださいね。

現在1点S&Tに入荷しておりますのでこの機会にぜひ。

それでは皆さん本日も良い1日を。