こんにちはS&Tの上村です。そう言えば、先日の入院でまた新しい体験をしました。それが選挙!

入院4日目の時、まだあまり身動きできない時に元気のいい事務の方がやってきて、『上村さんは高畠町在住ですよね?選挙しますか?』と聞かれ一瞬なんのことか分からず『?』。とりあえず『します。』と答えたもののなんのことか分からずに『それではまた後で来ます』と質問する前に帰ってしまいました。😅

その日の午後、何やら病院とは場違いのスーツなど着た4人の方達がゾロゾロとやってきました。身動きがまだ取れないので介護ベッドで起き上がると『寝たままで投票しますか?』と聞かれ、こっちは動けないんだよとちょっとイラッとしました。😅

どうやら不在者投票を入院しながらできるようです。

手元を隠しながら投票用紙に記入すると二重の封筒に入れて封をして、その後に大きな袋を出され『これを投票箱だと思ってその封筒を入れて下さい』と言われたので言われた通りに。

『これで投票は完了です。ありがとうございました。』とまたゾロゾロと去っていきました。

最初はすごいなぁ、こんなところまで頼んでもいないのに来るんだと感心したのですが、入院していることなどどうやって知ったんでしょうね?常に病院から漏れているということなんですかね。ちょっと怖いですよね。😱

また、選挙などは頼んでもいないのに勝手に来るのに還付金などの手続きは自分でしない限り勝手に返ってくる事などないのになぁとちょっと行政の理不尽さや不親切さも感じましたね。

いずれにしろ入院しながらの選挙初体験は貴重な体験でした。

体調も日に日に良くなっていますので完全復活も近いかなとは思いますが、まだまだ車の運転はできそうにありません。ご不便おかけしますがみなさんご協力よろしくお願いします。🙇

昨日も若いご夫婦がS&Tへご来店。ちょっとのつもりでやってきたという事でしたが『もっと愛のサマーセール』がそれで済むわけがありません。たっぷりお話しして作品をご覧いただきましたが彼らも最後に一言。『頭冷やしてまた連絡しま〜す。』と帰って行かれました。(笑)

あまりのすごい作品揃いに心臓バクバクしちゃったようです。そりゃそうですよね。日本でここでしか見られない作品がいっぱいあるんですから。反応はS&Tへいらっしゃる皆さん同じですね。(笑)

きっとこのご夫婦も夢に見て私に連絡が来る事でしょう。

まだまだ1日のお客様は限定的にしかお相手できませんが精一杯ご案内致しますのでスケジュール合わせてご予約ください。

『もっと愛のサマーセール』は8月31日(木)まで。お間違えのないように。

というわけで本日の1品です。

Black Prince (Malcolm), 1971 / Wadsworth Jarrell
acrylic on canvas
courtesy of Mr. and Mrs. Munson Steed

ワズワース・ジャレル(1929年、ジョージア州アルバニー生まれ)は、AfriCOBRA(African Commune of Bad Relevant Artists)の創立メンバーです。 AfriCOBRAは、1968年にシカゴのサウスサイドで若い黒人アーティストたちによって設立され、トランスナショナルな黒人美学への関心から、20世紀のアメリカ美術の中で最も特徴的な視覚的表現のひとつを作り出しました。AfriCOBRAの特徴は、鮮やかな「Cool Ade」カラー、大胆な文字、黒人のポジティブなイメージで、この運動が生まれたコミュニティの日常生活に欠かせないものでした。AfriCOBRAは、1960年代から70年代にかけてのブラック・アーツ・ムーブメントの哲学的・美学的基盤を確立しました。創設者たちのビジョンは、サウスサイドのストリート、教室、スタジオ、リビングルームに根ざしていますが、その影響は世界中に広がり、ケリー・ジェームズ・マーシャルやケヒンデ・ワイリーといったアーティストに影響を与えています。ワズワースはそのキャリアを通じて、アフリカ系アメリカ人の苦悩、強さ、美しさを芸術の中で称えてきました。

彼の作品は鮮やかな色彩とブラックパワーのスローガンを組み合わせたパターン重視の肖像画を制作し、政治活動の激しさを表現するのが特徴です。

かなり強烈にメッセージが伝わってくるような作品です。

彼の作品はホイットニー美術館、ブルックリン美術館、クリーブランド美術館、ハイ美術館、ジョージア現代美術館、国立アフリカ系アメリカ人歴史文化博物館、ハーレムのスタジオ美術館など多くのコレクションに所蔵されています。

今回の『もっと愛のサマーセール』にもサイン入りのプリントが一枚出品されています。かなり貴重ですよ。

それでは皆さん本日も良い1日を。