こんにちはS&Tの上村です。昨日も朝から晩までたくさんのお客さんに堪能して頂きました。いつもとちょっと違う展示に皆さん喜んでいらっしゃいました。

非売品を1点出しておいたのですが、もっと見たそうだったので『次回はその方の作品だけの展示しましょうか?』と言うとこんなやりとりが。

お客様:『それって全部非売品なんですよね?』

私:『そうですよ』

お客様:『何も買えないじゃないですか!!!』

私:『もちろんです』

お客様:『じゃいいです。』

私 (笑)

皆さん気合の入ったアートジャンキーですね。(笑)

頑張って展示替えしてよかったです。😆

それ以上はいつも通り秘密です(笑)

知りたい方は今すぐご予約してから見にきて下さいね。

さて、いよいよ2023年も今日1日で終わりますが、皆さんの1年はいかがでしたか?

私は今年はアップダウンが激しい1年でした。前半はかなり人間関係で苦しみそのせいで体調も壊してしまいました。入院した時はどうなることかと思いました。一時期は本気で閉店の危機かなんて考えましたね。今だから言えますが。😅

ある意味修行でした(笑)

熱心なS&Tファンの皆様のおかげで何とか立て直して無事にお正月を迎えることができそうです。ありがとうございました。

怒りと病、そして感謝の1年でした。病の影響はいまだに引きずっていて片耳が未だに聞こえず車の運転ができていないのが現状です。こちらはどうしようもないので私のニューノーマルになりそうです。

今年の漢字は『税』と発表されていますが、一年を漢字一文字では決して表せませんよね。😓

2024年のイベントも色々予定されていますがアッと驚いてもらえると嬉しいなと思います。

そして、皆さんに見たこともないようなアート作品をお届けできるように頑張ります。

皆さんの1年はどうでしたか?そして来年の抱負は?

最後に本日の1品です。

Alice in the garden, 1988-19889 / May Stevens
Acrylic on unstretched canvas
84 × 290 inches

スティーブンスはマサチューセッツ州ドーチェスターで生まれ、ボストン近郊のマサチューセッツ州クインシーで労働者階級の家族に育てられました。結果的に彼女の作品は、彼女の社会に対する見方、彼女が彼女の周りで目撃した女性の貧困と機会の欠如の影響を受けました。ボストンとニューヨーク市で美術を学んだ後、彼女は1948年に仲間のアーティスト活動家ルドルフ・バラニクと結婚しました。

スティーブンスは最初から、芸術は個人的な表現だけでなく、社会的解説に使用されなければならないと信じていました。彼女の芸術は通常、政治活動家としての彼女の個人的な経験に関連しています。

彼女は公民権運動に従事し、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアがカタログの紹介を書いたフリーダムライダーと呼ばれる1964年の展覧会につながりました。1967年から1976年までのスティーブンスのビッグダディシリーズは、ベトナム戦争に対する怒りの反応として作られました。これらの大きなポップアートスタイルの絵画は、彼女の最も有名な絵画の1つです。

フェミニスト芸術運動に触発されたスティーブンスは、女性アーティストの人生を個人やグループのポートレイトで称え、それを「オルタナティブ」な美術史とみなしている。。彼女はまた、1977年から92年まで出版された雑誌「Heresies: A Feminist Publication on Art and Politics」の設立を支援しました。

1981年のスティーブンスの息子の死は、彼女の作品の方向性を変えました。彼女の後の絵画は、痛烈な感覚が染み込んだ風景でした。

彼女はゲリラ・ガールの元祖であり、重要なフェミニスト出版物『Heresies』の創設メンバーでもあります。彼女の作品は、MoMA、ホイットニー、ブルックリン美術館、ハーバード美術館、ダートマス大学フッド美術館などに収蔵されています。 (1924–2019)

ゲリラガールズは知っていてもメイ・スティーブンスを知っている方はあまり多くはないと思います。しかし、彼女の作品は非常に興味深い作品です。

先日も1点S&Tに登場しましたが、たくさんの方にお見せする前になくなっちゃいました。😓

個人的にもオススメしたしたいアーティストの一人です。

それでは皆さん本日も良い1日を。そして、良いお年を。