本当にひどい💢

こんにちはS&Tの上村です。海外のギャラリーなどからSEASON’S GREETINGSが届き始めると『あ〜今年も終わりだな』と改めて感じます。海外の人はきっちりと休むので羨ましい反面仕事が滞ります。😅

昨日は少し休もうかと思っていましたが、なんだかんだで雑用が終わらず、散歩がてら郵便局まで歩いていると、先日の『本とアート』展でお世話になった会場のブックユニオンさんの店長さんとバッタリ。

来年のイベントについて色々お話ししてきました。

まだ発表できませんが、来年の動きも色々頑張っていますよ。お楽しみに。

その時にチラッと話したのが、某道の駅の話。私がいつも言っている偽物のアーティストがドド〜んと壁画（？）を描いた上に奥には作品を売っているところもあったそうです。😓

その話を聞いて行政がそんなのに金を出しちゃいかんよとまたまたガッカリ。少し審査する時に専門家を呼んで審査した方がいいのでは？

私の税金も使われていると思うと本当に怒りしか湧いてきません。

ここにも何やら汚い取引でもあるのかなと疑っちゃいますよね。

本当にひどい💢

芸術を真剣に学んでいる芸工大の生徒はこれを見たら怒るべきです。どう思っているのか聞いてみたいものですね。

今年はこんなことばっかりでついに片耳を私は失ってしまいましたが、こんなことが続くとまたストレスで調子悪くなっちゃいそうです。

ま、負けずに頑張りますが。

一方で希望も。

私があちこちでそんな話をしているとちゃんと作品やら作家やらをフラットに観察して自分で皆さん判断しているようになっています。

来年はもう少し行政を教育したいなと思いますが、難しいかな😓

せめて私の税金は使わないで欲しい！！！

変なこと言っていますが。（笑）

S&Tのお客さんが人に惑わされなくなって公正な判断を下しているのを見ると嬉しくなっちゃいますね。地道な活動ですが頑張って偽物には負けないようにしたいなと思っています。

さて、忘れちゃいけないのがシークレットセール。私も忘れそうになる程お客さんが少ない！！！！！😓

皆さん本当に忙しそうです。忙しいのは何よりなんですが…。😅

いよいよ締め切りは明日23日ですよ。エントリーし忘れている方はいますぐご連絡を。

24日には抽選の結果を発表しますのでお急ぎ下さいね。

というわけで本日の1品です。

S&Tではもうお馴染みの湯浅克俊さんの最新作です。

【湯浅克俊】＊敬称略
1978年東京都出身。
武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。
英国ロイヤルカレッジオブアートにて修士課程を修了後、写真とデジタル技術を融合した木版画による作品を多く発表し、イギリス、ドイツをはじめ世界各国で個展を開催。
Northern Print Award 受賞をはじめ、多くの国際的な展覧会に出展。

『普段私は長い時間をかけて版木を彫り、ばれんを使って紙に摺って作品を制作しています。一般的に木版画は彫刻刀による彫りあとを活かした表現や、多色摺りによる色の鮮やかさが魅力と言われています。しかし私は木版画とはイメージを創出するためのメディア（情報伝達のための媒体）であると考え、様々なイメージを作り出してきました。
昨年の夏、スイス人アーティストでハイパーリアリズムの先駆者であるFranz Gertsch（フランツ・ゲルチュ）の名を関した美術館で個展をする機会に恵まれたのですが、そのFranz Gertschさんが12月に亡くなられたことを聞きました。オープニングに参加するため美術館を訪れたときはお会いすることはできず、もうすでに体調が悪かったのかもしれません。彼はペインティングだけでなく大きな木版画も制作していて越前の和紙に摺っています。写実的な表現、木版画、和紙と私との共通点が多いことから勝手に親近感を感じていました。そんな彼の過去のインタビュー記事を読んでいたらこのようなことが書かれていました”nature is a mirror of time to which everything between birth and death…”。自然は生と死の間のすべての時間を映し出す鏡である。この文章を読んだ時、制作においても似たようなことが言えるのではないかと思いました。作品とは時間を映し出す鏡である。作品をいくら凝視しても費やされた時間を見ることはできませんが、確かに作品は膨大な時間を内包しています。線と線の間には私が考え、悩み、彫刻刀で彫ったすべての時間があるのです。』〜湯浅　克俊

もちろんお問い合わせはS&Tまで。

もちろん別の作品がシークレットセールにも出てますよ。

それでは皆さん本日も良い1日を。