こんにちは、S&Tの上村です。昨日も暑かったですね。皆さんの地域はどうでしたか?
さて、海外からこんなニュースが。ドイツの美術館の従業員が自作の作品を展示して解雇になったそうです。😅
ミュンヘン警察によると、51歳の展示技術者で自称『フリーランス芸術家』の従業員は2月26日、ミュンヘンにあるピナコテーク・デア・モデルネ美術館に自分の絵画をこっそり持ち込み、展示室の壁に飾りました。新たに加わったこの作品を発見した警備員は、すぐにその絵画を撤去し、男は解雇されました。(笑)
男は美術館に勤務していたため敷地内を自由に出入りできたそうです。そのため、彼が自分の絵画を展示していることに気付く者はいなかったということです。
美術館の広報担当者はおそらく長時間は飾られていなかっただろうと語っていますが実際はどうなのか?
これを聞いて真っ先に思い出したのがバンクシー。各美術館に侵入しては展示をしていたのは有名な話ですが、やっぱり2005年の5月に、大英博物館へ無断で展示した『街外れに狩りに行く古代人』という作品ですかね。この作品はバンクシー自身が公表するまで、誰にも気づかれずに3日間展示され続けましたもんね。公表しなかったらいつまで展示されていたんでしょうか?(笑)
今回のこの男の罪はドリルによって開けられた穴による器物損壊だそうで、被害総額は約100ユーロ(約1万600円)と見積もられているそうです。
作業員が絵を発見した直後、男は美術館に『フリーランスの芸術家として、自分の絵を(壁に)飾った』と書いたメールを送信し、自分の行為を告白したそうですが、結局この男は契約解除の一環として美術館への出入りを禁止されました。
当たり前ですよね。😅
それでもアーティストなら誰でも美術館で展示したいというのは当然のこと。罪を犯してでも彼は夢をほんの一瞬実現しましたね。(笑)
果たして彼にとっては本望だったんでしょうか?
似たような事件が数週間前にドイツ連邦共和国美術展示館でも起きていたそうです。その時の犯人は学生だったそうですが、この美術館はユーモアを持って反応していました。
美術館側はX(旧ツイッター)に『私たちは面白いと思っているし、この芸術家と知り合いになりたいと思っている。だから連絡がほしい。何も問題にはならない。約束する』と投稿しました。👍
粋ですね。こんな時の美術館の対応もその懐の深さを試されているのかもしれませんね。
それにしてもやっぱりこういうことをさせたらバンクシーの右に出るものはいないですね。だって数々の名だたる美術館に侵入してるんですもんね。
バンクシーは泥棒もできそうですね。(笑)
気になる方は調べてみて下さい。たくさん出てきますよ。
ま、ちゃんと評価されてナンボのアーティストですから真っ当に美術館に展示されるように頑張って欲しいものですが。
皆さんはこの事件どう思いますか?
そんな話もしてS&Tで盛り上がりましょう。
それでは皆さん本日も良い1日を。