こんにちは。S&Tの上村です。今週1週間は工事や体調不良もありお客様にもご不便おかけしております。この場を借りてお詫び申し上げます。🙇

さて、昨日1点通関手続が終わりました。まもなく到着予定ですのでお楽しみに。🤗

S&Tでは初お目見え、日本でもほとんど見ることができない作品です。SFMOMA(サンフランシスコ近代美術館)にも収蔵されている作品ですのでどんな作品か妄想をしっかりと膨らませてワクワクしながらお待ち下さいね。(笑)

話は変わりますが、今ウィーンで艾未未(アイ・ウェイウェイ)の大規模な回顧展が開催中です。もう行かれた方いますかね?

中国政府に批判的な活動で知られる反体制アーティストとして有名な彼ですが、「In Search of Humanity(人間らしさを求めて)」というタイトルでウィーンのアルベルティーナ・モダンで9月4日まで開催されています。

ただ今一つ盛り上がっていないようです。😅

しかし、この回顧展という展示はファンならずとも見るべきだと私は思います。

なぜか?

単純です。それは回顧展という展示は特別で代表作のほぼ全てを一堂に見ることができるからです。

そんな機会って中々ないじゃないですか。じっくりとその作家の作品と向き合い理解できるチャンスなんです。

そんな魅力を秘めた回顧展は行けるなら絶対に足を運ぶべきだと私は思います。

自分の好きなアーティストの回顧展が開催されるとなれば迷わず行ってみて下さいね。🤗

というわけで本日の1品です。

Karma (4 columns), 2015 / Do Ho Such
24K gold plating on stainless steel on black granite
80 × 88 × 88 cm
Edition of 3

Do Ho Suh (スゥ・ドーホー)の作品から。日本では十和田市現代美術館や金沢21世紀美術館にコレクションされています。おそらく好きな方はたまらない作家だと思います。

【Do Ho Suh (スゥ・ドーホー)】1962 年韓国生まれ。ソウル大学校卒業後アメリカに渡り、ロードアイ ランド・スクール・オブ・デザインで絵画を学び、BFA を取得、イェ ール・ユニバーシティ・スクール・オブ・アートで彫刻を学び、MFA を取得。ロンドン、ニューヨーク、ソウルを拠点とし、家や家の中の アイテムを象った彫刻と、没入感のあるインスタレーションを通し て、異なる文化間を移動するときに感じられる気持ちを表現しつづけ ている。半透明の布を用いた彫刻のシリーズは、彼がそれまで住んだ 空間の手触りと繊細な細部を再現するもの。これらの作品は軽くて 持ち運びができ、どんな場所にでも設置できるもので、スゥ自身に よって「スーツケース・ホーム」と呼ばれている。