こんにちはS&Tの上村です。いよいよ明日からはPARIS+ par Art Baselが始まりますね。各ギャラリーからの案内見ていると粒揃いの作品が出品されますね。いつものことながらこれも行きたい!!!

そして、S&Tにも動きが。昨日例のブツが到着しました。たまたまいらっしゃっていたお客様も見たいだろうと思ってすぐに検品を済ませその場でご覧頂きましたがため息つきながらご覧になっていましたよ。(笑)

この作家の作品はおそらく日本で見ることはほぼないだろうと思います。これからS&Tでも少しおすすめしていこうと思っている作家ですがブログでの発表はまだしないでおきますね。どうしても知りたい方はS&Tまで足を運んで下さいね。

『本とアート』展の準備も着々と進んでおります。後3日。こちらも妄想を膨らませて準備しておいて下さい。😆

芸術の秋らしくアートの話題がたくさんありすぎて追いつかないですが、海外からはこんなニュースも。

今から2年前、レンブラントの弟子が描いた絵としてオークションで落札された作品がその後、レンブラント本人の手によるものと判明。

レンブラント本人のものとされた『王の礼拝』

この作品はこれまでも、レンブラント本人のものか、弟子によるものか、評価が何度か変わった作品です。2021年にはクリスティーズが『弟子の作品』として競売に出品しました。その時の予想落札価格1万~1.5万ユーロ(約158万~237万円)。

この時はレンブラント本人のものと信じるバイヤーが競り合って最終的に86万ユーロ(約1億3600万円)で落札されています。

その後、落札者はサザビーズに作品鑑定を依頼。

およそ1年半かけて協議した結果、最終的に『この作品はレンブラント本人によって描かれたもの』と結論づけられました。

作品は今年の12月初旬に再びオークションにかけられるそうです。今回の予想落札価格は1000万~1500万ポンド(約18億24000万~27億3600万円)。

実に100倍以上の予想落札価格となります!!!

同じ作品なのにと思っちゃいますよね。😅

果たしていくらで落札されるのでしょうね。要注目です。

このサザビーズ、クリスティーズの2大オークション会社で評価が違う作品というのはたまにありますが、価格だけじゃなくこの辺の鑑定も見どころですね。

特にこの作品はこれまでも何度か評価が変わっているので果たして…。

やっぱりアートは面白い。

そんな作品にも想いを馳せつつアートライフを楽しんで下さいね。

それでは皆さん本日も良い1日を。