こんにちは。S&Tの上村です。昨日の雨は凄かったですね。皆さん大丈夫でしたでしょうか?最近はこれまで災害があまりなかった地域も何が起こるか分からないので用心しないといけませんね。(⌒-⌒; )
皆さんもうご存知かもしれませんが、先日タレントの有吉 弘行氏がラジオ番組でバンクシーの話題に触れていました。これがまさに正論。ちょっとご紹介しますね。1週間のニュースを有吉さんにスッキリさせてもらうコーナー「スッキリしないニュース」でバンクシーがロンドン地下鉄の車両内に描いた新作を、清掃員が消去してしまったというニュースを取り上げた時のコメント。
有吉さんは「こんなの別に伝える必要がないよ。そんなもんパッと消して終わりだよ」とまずはバッサリ。(笑)
その後彼はこう続けます。「“バンクシー作品だとは気づかなかった”って、清掃員の人たちもかわいそうに。『何やっているんだ、お前! それ、バンクシーの作品だぞ!』って言われたのかね? そんなもん消しゃあいいんだよ。映像でもやってたよ。防護服を着たバンクシーがサッと入ってきて、スプレーみたいなもので絵を描いているんだけど、あんなの捕まえなきゃダメだよ! いい加減にしないと、本当に。落書きをしておいて何がメッセージだよ!」と。
その通り!!!!
「彼の作品は“芸術”としてもてはやされる風潮がありますが、」という質問に対しても有吉さんは「めちゃくちゃいい気になってるでしょ? “迷惑YouTuber”みたいなもんでしょ、マジで。いい加減にしないとダメだよ。ダメって言われることはやっちゃダメなんだから。『いや、メッセージですから』じゃないんだよ。“バカかよ”って思いますね」と語気を強めにぶちかまします。(笑笑)
よくぞ言ったという感じです。
どこぞの知事もバンクシーの作品がウチの街にもやってきたと大喜びして展示までしていたのも記憶に新しいところですが、有吉さんは本当の意味でアートを理解していると感心しました。
日本人はもっと注目すべき作品があることに気がついて欲しいと思います。
しかし、ニュースで取り上げられるのはこんなニュースばかりで情けない限りです。(TT)
みんながみんなそうではありませんが、残念ながら多くの日本人はアートに対して有名だから良いんだろうとそれにむらがってしまうことは否めません。ことアートに関しては有名だからなんでもいいわけではなく、自分の目でよく見てよく考えて判断するということが必要なんだぞと言いたくなった出来事でした。
天晴!有吉!