こんにちはS&Tの上村です。今年の12月はいつになく皆さん忙しそうです。コロナ明けの初めての師走だからでしょうかね。😅

皆さんお体に気をつけながら頑張って下さいね。

さて、海外からも値上げのニュースが入ってきましたね。ルーブル美術館が2024年1月から、一般の入場料を17ユーロ(約2700円)から22ユーロ(約3500円)に値上げすると発表しました。

これにはどうやらここのところのエネルギー高騰だけが理由ではなく、オリンピックの影響もあるようです。

「オリンピックを開催する意味ってあるの?」とますます疑問に思いますよね。

ま、エネルギー高騰の影響に加え、18歳未満と学生、ジャーナリストの入場料を無料にするという目的もあるようなので仕方ない部分もあるようですが。

日本なら間違いなく値上げのみで何の恩恵もないんでしょうね。そこが海外とは違うんですよね。困ったものです💦

それにしてもいつまでこの値上げは続くのか。先行きが全く見えずに物価だけどんどん上がっていって、さらに日本の政治は迷走しているのでこれからどうなちゃうんでしょうね。不安材料しかありません。

そして、今年の漢字も発表されましたが、その漢字『税』って。😅

働いても働いても税金で全て持っていかれる日本は一体どんな国だといつも思いますがついに今年の漢字に。嬉しいような悲しいような。(笑)

そんな皆さんを癒すべくS&Tはシークレットセール頑張ります。

折り返し地点に入りましたが、まったりとした客足なものの皆さんため息まじりにうっとりと作品を見て帰られます。昨日、別件でいらっしゃった方も普段はそれほど興味を示さないんですが、とある作品の前でため息をつきながら何度も見ていましたよ。(笑)

どの作品かはご自分の目でお確かめ下さい。

というわけで本日の1品です。

Rita (2014) / Judith Eisler
Screen printing on paper
54.5 x 38.5 cm
Edition of 25

S&Tでも何度かご紹介したJudith Eislerの作品です。こちらは版画作品として制作されました。実は今回のシークレットセールにも登場していますが、こちらは作家の自宅に飾られていたもの。そして、作家がつけたお気に入りのフレームに入っています。

この作品は作家も思い入れがあるらしく購入時に作家に熱く語られました。😄

いつもならエディションの番号なんて関係ないというところですがこちらはそういう意味でも特別なものとなっています。

Judith Eislerは1962年アメリカのニュージャージー生まれです。現在はオーストリアのウィーンにて製作活動をしています。

彼女は一時停止した映画のワンシーンを撮影した写真をベースにしたペインティングやドローイングを制作しており、作品を通して光とは物質なのか、あるいは過程に過ぎないのかということを観賞者に問いかけます。メディウムの蓄積が直接的に時間の重なりを示す絵画の特性と、写真のフラットな時間軸が重なることで、虚構と現実を行き来するような独自なイメージが生み出されています。

画面の揺らぎがとても叙情的で物悲しく素敵な作品です。

シークレットセールにてご覧くださいね。

何だかだんだんシークレットじゃなくなってきていますが😅

それでは皆さん本日も良い1日を。