ひっそりと終了

こんにちは。S&Tの上村です。昨日Gary Simmonsの抽選がひっそりと終了しました。たくさんのお客様にご覧いただきましたがとても素晴らしい作品でした。S&Tでもおすすめの作家ですので今後もお取り扱いは致しますが今回の作品は今後見ることはできないと思います。そのくらい貴重な作品でしたのでゲットしたお客様は非常に幸運と言えるでしょう。

抽選参加すればよかったという方は後の祭りです。それも作品とのご縁ですが、今後5年、10年と経った時にその価値がわかってくると思います。（笑）

ま、悔しい思いをした方は安心して下さい。今回の作品の入手は無理ですが、トーマス・ルフをはじめとして次々と入荷しております。

いつも言っていますが、アート作品との出会いはまさに一期一会。機会を逃せば自分の手からすり抜けていくそんなものなんですね。そして、２度と巡り合うことはないと思った方がいいでしょう。それは私も何度もそんな経験をしてきましたから間違いありません。

これを読んで大きく頷いている方もきっといることでしょう。（笑）

そんな失敗もアートコレクションの楽しみの一つですが、楽しみというにはあまりにも大きな失敗も時にはありますが。😅

遠慮なくアドバイスを求めて下さいね。私でよければいつでもご相談に乗りますよ。

というわけで本日の1品です。

この作品一体どうなっているんでしょうね？

ベティ・ウッドマンは、1970年代初頭に認知された、色彩豊かで独創的な作品で最もよく知られた陶芸家です。彼女はしばしば、伝統的な陶器の器を分解した作品を制作し、その作品は巨大なサイトスペシフィック壁画から断片的な柱やカーペットのような床作品まで多岐に渡ります。「ポット、花瓶、ピッチャー、大皿に粘土を使うのは理にかなっていますが、私はどちらにも使えるものが好きなんです」と彼女は説明します。「私は機能的なものを作っていますが、本当は芸術作品と思われたいのです。」彼女の初期の作品は、色彩やパターンを用いることで、当時流行していた圧倒的に厳格なミニマリズムやコンセプチュアルな美学に対する反応として見ることができます。1930年5月14日、コネチカット州ノーウォークに生まれた彼女は、アルフレッド大学で美術を学び、故フランチェスカ・ウッドマンの母親としても知られています。ベティ・ウッドマンの作品は、ボストン美術館、ニューヨーク近代美術館、ワシントンDCのナショナル・ギャラリー、ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート美術館などに所蔵されています。2018年1月3日、87歳で亡くなっています。