こんにちは、S&Tの上村です。昨日の午前中は湯浅克俊展を初めて見に来てからアートコレクターになった人がご来店。一時期元気がなかったので心配していたのですがようやく元気を取り戻したようで顔を見て少し安心しました。😌

彼は筋金入りの湯浅克俊ファンで今回の『Prints』の展示でもどれが一番気になったかを聞くと嬉しそうにやはり湯浅克俊さんの最新作を指さします。

彼が初めてS&Tのイベントに来た時のことは今でも鮮明に覚えています。湯浅克俊作品を間近に見て私の話を熱心に聞き、結局そこにあった湯浅作品を全て買ったんですよね。3日間の展示でしたがなんとそこから3日間皆勤賞。挙げ句の果てに知恵熱を出しました。(笑)

素晴らしいですよね。ファンの鏡です。

それはやはり作家にとっても励みになる嬉しい事ですが、彼にとっても将来きっと良いことがあることでしょう。これぞアーティストとコレクターの良きパトロン関係だなと嬉しくなっちゃいます。😆

きっと昨日もわざわざ雪の日に来た甲斐があったと思ってくれたことでしょう。

気がつくと一昨日から我が家のハイビスカスは綺麗な黄色い花を咲かせていました。(笑)

さて、本日は日曜日。特に予定はないという方はぜひこの記事を読んで欲しいなと思います。

タイトルが『なぜ開催されてもいない「大吉原展」が炎上するのか…「アートだから許される」が通用しなくなった根本原因「国が売春に寛容」という論理の横滑り』という記事。

https://president.jp/articles/-/78751

これは最近のすぐに炎上してしまう出来事と全く同じことですよね。私はいつも思うことですが上っ面の薄っぺらな議論しかできていないことを不思議に思っちゃいます。それが現代の風潮なんでしょうけれど…。

そもそも芸術に道徳など持ち込んで批判をするべきなのか?

そんなことを考えて作品を作らなければならない作品が面白いんだろうかと思っちゃいます。2019年の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」が中止になった問題を思い出しました。

時代だからと一言で済ませられないこの議論。

皆さんはどう思いますか?

本日もお天気そんなに良くないのでゆっくりうちで過ごすなんて方はたまにはそんな問題に思いを馳せて過ごしてはいかがですか?

予約してS&Tでそんなお話もしに来て下さいね。まだまだ『Prints』は続いています。

それでは皆さん本日も良い1日を。