こんにちは。S&Tの上村です。こんなところにもコロナの影響が出ています。

およそ1年前、フランス・パリのノートルダム大聖堂で起きた火災はみなさん覚えているでしょうか?その火事により尖塔(せんとう)が焼失するなど大きな被害が出て、当時世界中から支援の声が上がりました。
修復に向けた作業が数カ月前から始まっていましたが、被害の全容はまだ把握できていないんだそうです。

フランスが新型コロナウイルスの感染拡大を封じ込める対策を打ち出した3月16日以降、再建作業は中断しました。そのため850年の歴史を持つ大聖堂の未来が見通せない状況になっています。フランスのマクロン大統領は今月13日に全土の封鎖措置をさらに1カ月延長すると発表しています。

新しい尖塔の設計プロセスが封鎖措置の影響を受けるのかどうかも分かっておらず、再建に向けて寄付の申し出があった8億5000万ユーロ(約1000億円)についても、どの程度の実現が見込めるのかは分かっていないそうです。

様々なところに影響を及ぼしているコロナパンデミック。残念ながらコロナの影響はまだまだ続きそうです。(TT)