こんにちは。S&Tの上村です。お待たせしました。昨日ようやくトーマス・ルフなどの額装が仕上がってきました。🤗
額屋さん頑張ってくれてとてもいいものができてきました。これはたくさんの皆さんに見てほしいと思います。
お盆休みなどでこちらにいらっしゃる方もぜひお立ち寄り下さい。あらかじめご連絡頂ければいつでもお見せしますよ。
そういえば、国際芸術祭「あいち2022」が7月30日から始まっていますね。一応32の国・地域のアーティストによる最先端の現代アートを集めた国内最大級を謳っていますがどうなんですかね?
一応10月10日までの予定となっていますので近くに行ったら寄ってみるのもいいかもしれませんね。
「あいちトリエンナーレ2019」の騒動も記憶に新しいところですのでどんなもんか見てみたい気もします。(笑)
というわけで本日の1品です。
先月ひっそりと抽選が終了したGary Simmonsの作品から。
ゲイリー・シモンズは、過去30年にわたり、人種、階級、アイデンティティに関する集合的な経験を探求するために、ポピュラーカルチャーを利用してきました。音楽は、個人と集団の記憶の問題に取り組むシモンズの作品において、様々なメディアを通じて重要な役割を担ってきました。
シモンズのジェスチャーは明確です。これらの不快でステレオタイプなイメージを消し去りたいのです。しかし、その本質的な不可能性は、残された痕跡によって明確に表現されています。私たちの社会に蔓延する制度化された人種差別は、子供時代の無邪気なはずの娯楽にさえ始まり、そう簡単に根絶することはできません。ノスタルジーは悪意あるものです。
シモンズ自身はこう説明します。「私たちは皆、過去と憧れに取り憑かれています。幽霊とは、感じるが見ることのできない存在です。部屋の中の隠された要素、個人的な経験、空想、認識、または世界の出来事など、常に私たちと一緒にいる精神的な痕跡です。私の作品は一般的に、私自身や他の人たちが取り憑かれたと想像する出来事やイメージの記憶から生まれたものです。”
1964年ニューヨーク生まれのシモンズは、ロサンゼルスを拠点に活動しています。1993年のホイットニー・ビエンナーレで注目を集め、ニューヨーク近代美術館、ワシントンDCのハーシュホーン美術館・彫刻庭園、シカゴ現代美術館、ロサンゼルス現代美術館など、世界の主要な美術館に作品が収蔵されています。
もちろんGary Simmonsのお問い合わせはS&Tまで。