こんにちは。S&Tの上村です。昨日の大雨はこの辺では見た事がない豪雨でした。あちらこちらにその凄さを思わせる爪痕が。私のところは大丈夫でしたが、すぐ近くでも水没したりしていたようであちこち通行止めになっていました。(T . T)

場所によっては本当に何があったというくらいボロボロになっているのを見ると恐ろしい雨だったんだというのがわかります。気をつけようがないのですがいつどこでこうなってもおかしくないんだと身をもって体験しました。一体地球はどうなっちゃってるんでしょうね。

さて、現在ロサンゼルスのザ・ブロード・ミュージアムで行われている展覧会「This is Not America‘s Flag(これはアメリカの旗にあらず)」がとても面白そうです。

タイトルからも容易に想像できますが、米国旗をテーマにした一連の作品を展示することで米国旗の二面性を掘り下げ、現代における米国人らしさの意義を問いかけているんだそうです。

アメリカ国旗と言えば誰もがご存知の通り愛国心を象徴するシンボルですよね。しかし、その国旗も上下逆さまに掲げたり、火をつけたり、色やデザインを変えたりすれば、反逆的なメッセージを色濃く帯びるわけです。非常に単純明快でわかりやすいアイテムです。そんな風にアメリカ人は国旗を使用してきた歴史があるわけですがその国旗をモチーフにした作品を集めた展示というわけです。

パッと思いつく有名なものといえばやはりジャスパー・ジョーンズの『Flag』ですかね。これももちろん展示してあるようです。

「Flag」1967 / Jasper Johns / Licensed by VAGA at Artists Rights Society

私が個人的に印象的に思い出すのはロバート・ロンゴのアメリカ国旗ですかね。彼は様々なアメリカ国旗を描いています。これは出ていないようです。😅

Flag, 2013 / Robert Longo
Archival pigment print on paper
66 × 109.2 cm
Edition of 36

アメリカ人にとって国旗は特別な意味を持っているのでしょう。それに向き合って見つめ直し、自分たちの過去、現在、未来の社会にどんな意味を持つのか、じっくり考えさせるこの展示は非常に興味深いものですね。🤗

実はこの展示の話題を見ていたときにちょっと思いついちゃったことがあります。まだ内緒ですがそのうちS&Tでも何かやるかもしれませんよ。(笑)

それでは皆さん本日も良い1日を。