こんにちはS&Tの上村です。昨日あたりから徐々に天気が悪くなってきて歩きで移動の私にはちょっと大変になってきました。😅

早いもので11月も終わり今年も残すところあと1ヶ月なんですね。あっという間です。

いつも思うことですがちょっと休もうと思っても次から次へとオークションやらアートフェアやらが開催されて全く休む暇もありません。12月8日からはArt Basel Miami Beachも始まりますし、世界中のあちこちで開催されるイベントが盛りだくさんで目を離すことができません。

もちろん案内もあちこちからきていますが資料を読むだけでも結構な時間がかかる量。💦

諦めてじっくり読む時間を取るしかないですね。

読んだら読んだで興奮しっぱなしですが。(笑)

さて、そんな状況ですがこの人も相変わらずの活躍です。そうです。S&Tでは何度もご紹介していますが、日本ではなぜかあまり知られていないChing Ho Cheng。

なんでなんでしょうかね。彼は1989年にわずか42歳の若さで亡くなっていますがいまだに世界各地で展示されています。

もちろん前述のArt Basel Miami Beachにも出品されるんですよ。

というわけで本日の1品です。

Windsong, 1987 / Ching Ho Cheng
Prix sur demande

アジア系アメリカ人が現代美術シーンからほとんど不在だった時代に、チン・ホー・チェンは、メトロポリタン美術館の20世紀美術の最初のキュレーターであるGert SchiffやHenry Geldzahlerなどの著名な美術史家から高く評価されていました。2人ともチェンの親友であり、彼の作品を宣伝し、所有していました。チェンはニューヨークや海外で彼の作品を広範囲に展示しました。

Ching Ho Chengはキューバのハバナ生まれで、1970年代から1980年代にかけて活躍した現代アーティストでした。彼はクーパーユニオンで絵画を学び、タオイズムの教えに没頭し、チベットの芸術、ホピ、ナバホの工芸品などを参照しその折衷的な作品を探求しました。 1970年代初頭、彼はパリとアムステルダムで数年間過ごし、1976年に最初の個展を開催しました。その年にニューヨークに戻ったとき、彼は伝説的なチェルシーホテルに定住し、ホテルの他のクリエイティブな住人とのつながりを築きました。わずか42歳で亡くなってしまったのは非常に残念なアーティストの一人です。

彼は生前『私にとって絵画はとてもスピリチュアルなものです。 それは私がする最も精神的なことです。』と言っていました。

毎年彼は世界中のどこかしらで個展が開催されています。もし生きていたらどんなに活躍していたんだろうとどうしても想像してしまいます。

Art Basel Miami Beachにも出品されますが、もちろん…。

シークレットです。(笑)

それでは皆さん本日も良い1日を。