こんにちはS&Tの上村です。ドラマや映画の中で犯罪者の取引などでよく出てくる『ファベルジェの卵』皆さんご存知ですか?
先日も海外のドラマを見ていたらそれが出てきたので、なんか貴重なものはわかるけど調べたことがないなと思い色々調べてみました。
正式名称はImperial Easter Egg(インペリアル・イースター・エッグ)というそうですが、チョイチョイ犯罪者の取引で出てくる(もちろんドラマの中で)のを一度は見たことがあるんじゃないかと思います。
金細工師ファベルジェによって製作された宝石で装飾した金製の卵型の飾り物のうち、1885年から1916年の期間にロマノフ朝ロシア皇帝アレクサンドル3世、ニコライ2世に納められたイースター・エッグ50個を指すんだそうです。
貴重ですね。
その希少性からオークションで1000万USドル(約15億円)相当の値が付いたりしています。
失われてしまったものもあり、幻の51個目のファベルジェの卵などとして犯罪ドラマのストーリーに使いやすいんですね。
そういう希少なものですから、時折、発見されたとしてオークションなどに登場することもあります。
過去にはこんなことも。
アメリカ中西部に住む金属スクラップ業者の男性が1万4000ドル(約209万円)で購入した「金の卵」。彼はこれを溶かせば500ドルくらいのもうけは出るだろうと当初思っていたそうです。
ところが卵は小さく、金も大した量にならないことに気づいた男性は、卵のなかに入っていた時計に刻印されていた「ヴァシュロン・コンスタンタン」という単語と「卵」でインターネット検索をしてみたんだそうです。
すると!
ロシア王室が保有していたファベルジェ工房製のイースターエッグの話で、もし見つかればその価値は約34億円に上ると書かれていました。
彼はびっくりしてすぐに専門家に鑑定を頼んだそうです。
結果は本物。大発見です。
それからというもの美術品にうとい彼は眠れず、食事も喉を通らず、他のことが考えられない状態だったそうです。😅
そりゃそうですよね。一夜にして大金持ちになっちゃったんですから。
それにしても溶かされなくて良かった。😌
その後コレクターに買い取られたということですが、それまではずっと眠れない夜を過ごしたんででしょうね。
羨ましいような羨ましくないような。(笑)
こんなことってあるんですね。
こういう話がたくさんあるファベルジェの卵はやっぱり魅力的ですよね。人は物そのものよりもそのストーリーに惹きつけられるのかもしれませんね。
芸術品にもそういう側面があるのは否めません。
しかし、やはり芸術品を見るときはそういうことよりもまずは作品をしっかりと見極められるそんな人になりたいですね。
日本人はどうしてもそういう背景に目がいきがちですが。😅
それでも生きている間に一度はこんなお宝手にしてみたい(?)ですよね。(笑)
皆さんはどう思いますか?
そんな将来のお宝の話をしにS&Tに来て下さいね。
それでは皆さん本日も良い1日を。