こんにちは。S&Tの上村です。今日は「パブリックアート」について少しお話しできればと思います。
そもそも「パブリックアート」とは何か?
そのまま名前の通りで、市民が自由に出入りできる公共の空間に設置されたアート作品のことです。主に道路や広場、公園などの屋外に設置された彫刻や、公共施設内の壁画を指します。
パブリックアートは都市の景観のためだけではなく、地域やコミュニティの芸術文化の発展のために、誰もが楽しめることを目的として1960年台のアメリカで誕生しました。
欧米では美術館やギャラリー以外でも、街中を歩いているだけで、巨大なアートに遭遇することが多々あります。今だから言えますが実は私、昔ある国に行った時に気がつかずに作品踏んづけていたことがあるんです。(⌒-⌒; )
そのくらい欧米では日常の空間にアートがあふれています。
パブリックアートは日本でもよく駅前や橋の欄干などでよく見かけますよね。さほど面白くないですが。(⌒-⌒; )
私が勝手に思うに、パブリックアートを日本に導入しようとした時に、あまりアートのことに詳しくないお役所の人が有名な作家に頼んで作ってもらって展示すればパブリックアートだろうと安易にやっちゃったのが日本のパブリックアートのような気がします。(笑)
中には面白いものもありますがほとんどがつまらないのが多いですよね。あくまで私見です。^^;
私がオススメなパブリックアートはニューヨークの「アート・イン・ザ・パークス」。これは1967年に始まったプログラムで、2000点以上の作品が過去に展示されてきました。かなり著名なアーティストも参加していたりと見応え十分です。日本でもこういうプログラムがあるといいなぁと思います。
https://www.nycgovparks.org/art
これからパブリックアートを検討している自治体の皆さんはぜひ本物の面白いものをやって欲しいなぁと勝手ながら思います。もし、私がお手伝いできることがあれば是非声をかけて下さいね。