こんにちは、S&Tの上村です。昨日も一気にいろんな物事が進展しその対応に追われた1日でした。基本的に一つのことしかできない私はついていくのにやっと。基本的に私はマルチタスクじゃないんだって。早くここを乗り切ってダラダラ仕事がしたいなぁ。ダメ人間の発言ですかね。😅

ここのところの忙しさを乗り切れば新しい私に皆さん出会えるかもしれません。もしくは廃人のようにやる気がなくなった私かも。(笑)

どっちにしても怖いもの見たさで皆さんS&Tへお越しくださいね。🤗

もちろん遠慮なく遊びに来て下さい。最高の展示をご用意します。それが私にとっても唯一の楽しみなんですから。

『仕事じゃないのか?』と突っ込まれそうですが。(笑)

さて、海外からはこんなロマン溢れる話題が。

発見されたローマ時代の12面体

イングランドのアマチュア考古学者らが、ローマ時代に作られた12面体を発掘したという話題ですが、この種の遺物で最も大きい物の一つとされています。

ローマ帝国支配下のブリテン島で存在が確認されている12面体は、これを含めてわずか33個、世界では約130個となっているんだそうです。

しかし、この12面体何に使われていたのかは全くの謎に包まれていて、『考古学界の大いなる謎の一つ』とされています。

12面体は幅約8センチ。中は空洞で、様々なサイズの穴が12個空いていて、制作されたのは1700年前。

何らかの形態の宗教用、儀式用の事物だった可能性が最も高いという見方が大半なようですが、果たして真相はどうなんですかね?

オカルト好きなら超古代文明の証拠だとか宇宙人の遺物だとか言い出しそうですよね。

本当のところはまだまだわからないようです。

私は時々こういう話題を耳にすると、もしかしたら古代のアート作品なんじゃないのかと思うこともしばしば。

いずれにしろロマンに溢れる話です。もしかしたら謎は謎のままの方がいいのかもしれませんね。

皆さんはどう思いますか?

というわけで本日の1品です。

Particulier, 2017 / Sylvie Fleury
Acrylic on canvas on wood
120 x 120.3 x 9.5 cm

Sylvieらしい1品ですね。

Sylvie Fleuryは1961年スイス生まれのアーティストです。ジュネーブを拠点に活動するフルーリーは、車、ネオンライト、メイクパレットアンド、レディ・メイドのオブジェクトを使い、消費主義や価値のシステムに新たな視点を提供する作品で世界的に評価されています。

90年代初頭に国際的なアートの舞台で重要な人物として登場しました。初期の展覧会に出品した「ショッピング・バッグ」のインスタレーションは、20世紀美術と消費社会の両方の要素を取り入れた作品群の基礎を築きました。パラドックスと無益の曖昧さを追求するフルーリーは、その解釈の幅を絶えず広げながら、多様な作品を展開していきました。高級服やアクセサリー、F1レースの世界、近現代美術のアイコン(ピエト・モンドリアンからアンディ・ウォーホル、ジョン・マクラッケンまで)、雑誌の表紙、特大の日用品: シルヴィー・フルーリーは、芸術的な感性を鍛え上げ、その感性を絶えず刷新し、意味を重ね合わせ、私たちの集合意識を探求する新たな方法を見出してきました。

『I don’t think of my work as appropriation. I see it more as customisation.(私は自分の作品を盗用とは考えていません。 私はそれをカスタマイズだと考えています。)』 〜Sylvie Fleury

もしかしたら数千年後、どこかでこの作品が発見されて『古代人はデカかった』なんて見出しでニュースになるかも。(笑)

それでは皆さん本日も良い1日を。