こんにちは。S&Tの上村です。いよいよ4月ですね。世界的にあちこちでこれからたくさんのアートフェアなどが開催されます。世界的なアートフェアが開催される都市では、その時期に合わせ、街中のギャラリーや美術館がイベントを開催することが多いですよね。それはアートフェアで素晴らしい作品を見て、そこを訪れる人にさらにとっておきの作品を見せるのにいい機会になるからです。
それはアートがますます盛り上がっていくので双方にとってとても良いことです。
ただ意外にもこれまでニューヨークではそういった取り組みは行われてきませんでした。
しかし、ついに今年5月にニューヨークでは初のアートウィークが開催されることになりました。🤗
5月に開催される4つのアートフェア、「インディペンデント」「TEFAF(The European Fine Art Fair)ニューヨーク」「NADA(New Art Dealers Alliance)ニューヨーク」「フューチャー・フェア」に合わせて20以上のアート団体が結集するそうです。
非常に楽しみです。
4つのフェア以外にも、世界三大オークションハウスのクリスティーズ、サザビーズ、フィリップスが加わるほか、メトロポリタン美術館、ハーレムスタジオ美術館、ホイットニー美術館、グッゲンハイム美術館、クイーンズ美術館、ブルックリン美術館なども参加するそうです。
すごい規模ですね。さすがニューヨーク。本当にワクワクしますね。
行きたい。行ける方はぜひ。
というわけで本日の1品です。
Mike Bidloは1953年、アメリカ・シカゴ生まれのアーティストです。
彼は絵画、彫刻、ドローイングなどざまざまなメディアを用い、ピカソ、アンリ・マティス、アンディ・ウォーホルなど、名だたるアーティストの名作を驚くほど正確に再現します。
彼は「美術の歴史の先端部になんとか関わり、そして新しい何かを付け加えたい」とあらゆることを試してはみたものの、自分の中ではオリジナルと思っていたものでも掘り下げて調べてみるとその程度のことはすでに他の誰かが、自分よりもはるかに優れた方法で既に実践していました。
そんなことを繰り返すうちに、自分は才能のない凡庸な画家だと気づきます。
それならと偉大な作家の完璧なコピーを作品にしてしまおうと始めてみたのがアプロプリエーションアート(盗用芸術)でした。
結果、「コピー」が彼ののオリジナリティに変化しました。
となんのこっちゃと思いますよね。(笑)
簡単にわかるYoutube見つけたのでご覧下さい。ちょっと前のやつですが。
https://www.youtube.com/watch?v=SctIjRnp55k
アートはどこまでも深く謎めいていますね。だからやめられない。🤗
もちろんお問い合わせはS&Tまで。