こんにちは。S&Tの上村です。昨日お客様に頼まれていた作品が届きました。モノプリントの作品ですが非常に素晴らしい作品でした。私も欲しい。(笑)

額装していないのでお見せすることはできませんが、同じ作家の資料はお見せすることができます。かなり特別な作品でしつこいようですが素晴らしかった。入手できたお客様はラッキーですね。😀

最近のニュースで中国の『お皿の自動販売機』の話題がありました。ちょっと笑っちゃいました。

これは西安美術学院本科卒業展の展示作品なんだそうです。備え付けられている端末を操作して購入、決済処理をするとウインドー内のお皿が1枚押し出されて取り出し口に落下します。しかし、その際にパリンと音を立てて粉々に割れてしまうんだそうです。(笑)

「現代人に対し、消費観念やショッピングの方法に対して少し考え直すべきだと訴えているようだ」と評されているとか。

また、「芸術性が高い作品だ」「これは作品であって、商品ではない」「面白い。消費主義に対する反省かな。お金を払って手に入れるものは、見た目が美しくても壊れやすい『幻』のようなものなのだ」「使えないものにどれだけお金を払っているか、反省しろってことかな」など様々な感想が寄せられているそうです。

なんでも同じですが、一方で「物を壊すのは良くない。もったいないじゃないか」「この芸術は犯罪だ。浪費は有罪」「何が言いたいのか、よくわからない」と言う反対意見も寄せられているそうです。

アートといえばアートですね。(笑)

と言うわけで本日の1品です。

Window, 2018 / Anne Collier
C-print
78 x 45.59 inches

Anne Collierは1970年生まれのアーティストです。現在はニューヨークを拠点に活動しています。彼女は自分を静物写真家だと考えています。彼女の被写体はたまたま他の写真や見つけたメディアです。彼女の作品は商業写真に見られる慣習や決まり文句、そしてそれらの視覚的な消費を分析しています。特に、カメラ、性的な女性の身体、そしてこれらの画像を見る行為の関係を明らかにすることに興味を持っています。 彼女は、細心の注意を払ったステージングと照明でも知られていて、すべての被写体は、スタジオでニュートラルな背景に対して隔離されて撮影されています。

最近のWoman Crying (Comic) のシリーズなんかもたまらなく好きですね。

ご興味ある方はぜひ調べてみて下さい。おすすめです。