こんにちはS&Tの上村です。いよいよシークレットセール明日から開催です。もう少し詳細を詰めなければいけませんがギリギリまで検討中です。期間中いらっしゃれない場合でもご連絡いただければ対応しますので遠慮なくお問い合わせ下さいね。

すでに待ちきれなくてご連絡いただいている方も多数いましたが…😅

お教えできる事とできない事がありますが、全てがシークレットなこのセールは間違いなく今年最後に皆さんを楽しませる事でしょう。

できる限りS&Tへいらっしゃって実物をご覧いただきたいなと思います。

それ以上はここでは発表できないのが残念です。シークレットセールは明日11月25日(土)から。

さて、話は変わりますが、ドクメンタがとんでもない事態になっていますね。

前回のドクメンタ15も大変なことになっていましたが、次の2027年開催予定のドクメンタ16は開催すら危ぶまれています。

何でそんなことになっているのか?

2027年版ドクメンタの選考委員が次々と辞退したんです!

最初に退任を発表したイスラエルの芸術家・哲学者のブラッハ・L・エッティンガーは、ハマスによる攻撃後、母国が直面している「暗い時代」の中、対面での会合に出席できなくなったことを理由に辞任しています。

翌日に辞任したインドの詩人・評論家のランジット・ホスコテに至っては、ドクメンタが「反ユダヤ主義的」と呼ぶ2019年の書簡に署名していたことが明らかとなり、ドクメンタが名指しで非難していました。

彼は辞表の中で『この険悪な雰囲気の中では、懸案の問題について微妙な議論をする余地がないのは明らか』と語っています。

最後に辞任した4人は書簡で『現在のドイツには、ドクメンタのアーティストやキュレーターが望むようなオープンな意見交換や複雑な芸術的アプローチを考えるためのスペースはありません。短期間のうちに、私たちが望む条件が整うとは思えません。ただ現状に満足するだけでは、ドクメンタのヘリテージにかえって傷をつけることになりかねません』と語っています。

ここのところの世界の紛争や緊張関係が暗い影を落としているのは間違いないですよね。悲しいことです。

ドクメンタは声明で、選考委員が全員辞任したことについて『彼らの決定を尊重し、関係者全員の尽力に感謝します』と述べ、選考委員会をゼロから再結成することを約束しました。

しかし、そこには予定通りドクメンタ16を2027年に開催するかどうかについての言及はありませんでした。

選考委員や関係者の苦悩が窺えますね。😢

ニューヨーク・タイムズにもこう書かれています。

『今後、ドクメンタがこれまでのように尊敬を集め、卓越した存在であり続けるとは思えない。1つのショーで全世界を想像するという目的は、もう取り戻せないだろう』

私がまだ若かりし頃に行った、あの頃のとんでもなくぶっ飛んでいて面白かったドクメンタをもう一度見たいなと思いますがもしかしたらそれは叶わぬ願いなのかもしれません。

それも仕方のないことなんですかね。

残念です。

ドクメンタ9にて 若かりし頃の私(笑)

そんな話も明日からのシークレットセールで話しましょうね。

それでは皆さん本日も良い1日を。