こんにちは。S&Tの上村です。そういえば先日人間ドックの話を書きましたが、そこの病院にはなぜか待合室にラ○○○の原画がかけてあるんです。しかも何点も。😅

長年通っていますが毎年人間ドックに行く度に具合が悪くなって帰ってきます。(笑)

今年は別の絵に変わっていましたが、おそらくラ○○○系のギャラリーから買ったと思われるもので実に酷い。😓

そこの病院だけでじゃなく割と病院ってそんな酷い絵画がかけてあること多くないですか?気のせいですかね。😅

いつか何とかしたいと思っているのですが。💦

病院関係者の方もしブログを見ていたらS&Tまでご連絡下さい。待合室にいるだけで元気になっちゃうような本物の作品をご提案しちゃいますよ。(笑)

お待ちしてま〜す。

同じようなお悩みを抱えている方は遠慮なくご相談下さいね。そんなご相談にも喜んでのりますよ。🤗

さて、気を取り直して本日の1品です。

Ohne Titel, 1975 / Sigmar Polke
Spray paint on photosensitive canvas
40.6 × 49.5 cm

Sigmar Polkeは1941年旧ドイツ領エルス(現ポーランド・オレスニツァ)生まれのアーティストです。1953年西ドイツへ移住。デュッセルドルフ美術学校に学んだのち、写真やアメリカン・ポップアートを制作に取り入れながら、自身のトレードマークともなる網点(ドット)による絵画、カンヴァスの代わりにプリントの布地や透明な支持体に描いた絵画など、次々と実験的な手法を開拓します。2010年に亡くなっています。

彼は戦後、絵画と写真の新しいアプローチを開拓するために、奔放な創作活動を行いました。ポルケは物質的な創意工夫と概念的な志向の両方を持ち、さまざまな写真プリント技術や化学プロセスを用い、消費主義を皮肉る資本主義リアリズムと呼ばれる手法で制作を行いました。そのため、ポップカルチャーや広告の図像をしばしば作品に取り入れました。

1986年にはヴェネチアビエンナーレの西ドイツ館での展示で金獅子賞を受賞。

世界中の美術館に収蔵されています。

彼の作品を見ると思い出す言葉がこれ。

「 絵画は鍵ではない。化学は一つの鍵だが、化学である鍵はない。化学は毒であり、毒はリスクであり、リスクは毒であり、リスクは絵画である。絵画は何かを隠している。隠すことによって新たな色彩が立ち現われる。新しい色彩は新たな危険であり、危険とは欲望であり、欲望とは鍵である (…)」
― ハラルド・ゼーマン 

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