おはようございます。S&Tの上村です。
皆さんはVISIONAIRE(ヴィジョネア)という雑誌をご存知ですか?
1991年に創刊されたこの雑誌、ニューヨークを代表するビジュアルマガジンの一つです。
ファッション、アート、写真が一体になった新しい形のアート雑誌で
毎号どのようなスタイルの装丁で発行されるのか想像もできません。(O_O)
もはや本というよりオブジェのような雑誌です。
この雑誌のすごいのは経営を広告に依存せずに値段を高めに設定して、
クリエーターの自由な表現の可能性を追求する編集姿勢を貫いています。
つまり広告枠がほとんどないんです。
創刊当初は限定1000部でしたが、現在は限定3000部から6000部となっています。
もちろん全て手書きのナンバリングがされ、世界中でコレクターズアイテムとしても
その価値は上昇し、その勢いは現在もとどまるところを知りません。
初期のもので日本の発売価格が2万円くらいだったものが72万円になっているものも
あります。
まるで、価格もアート市場を見ているようです。
そして、多くの一流ブランドやアーティストからも支持を得ています。
アンディー・ウォーホールやシンディー・シャーマン、トム・フォードや
マリオ・テスティーノなどのビックネームが名を連ね、
日本からは村上隆、奈良美智、草間彌生、藤原ヒロシ、宮崎駿などが過去に
作品を提供しています。
そして、とにかく名だたる世界の一流企業とコラボしてきました。
ヴィジョネアと組むことが一種のステータスにもなっています。
そんなすんごい雑誌ですから、内容もとても面白い。
あまり目にする機会はないと思いますが、覚えておいて損はないと思います。
そんな雑誌とは大違いですが、八百萬ブックス(仮称)でもそんな面白い本が作れる
日が来ることを夢見て、日々山田さんと策を練っていますよ。笑
アートショップは八百萬あってこそのもの。
これからも山田さんとタッグを組んで、そして、お客様をも巻き込んで
面白いことにチャレンジし続けたいと思います。
しゃねげど。笑
今日も良い1日を。