おはようございます。S&Tの上村です。
10月5日からフェルメール展が始まっています。
予想通りの混雑だと言うことです。(⌒-⌒; )
おそらく今日本で一番注目されているのではないでしょうか。
なぜか。
それはフェルメールの絵画は約30点強しか残されていません。
そのうちの8点が東京に集まるのは今回だけだからです。
それが一つの部屋に集まっているのは奇跡ですね。
作家自身もその8点を一度に見たことはないのですから。笑
《牛乳を注ぐ女》(1658-1660年頃)
アムステルダム国立美術館
ただ、このことを知らない人が見に行くと、
『えっ!これだけ?』と思ってしまうかもしれません。
また、チケット代も通常の2倍くらいするので、まずは基本的な勉強を
してから行くことをおススメします。
なのでこの8枚が一度に見れることがいかに凄いかを分かった上でジックリ
比べて見られる最高のチャンスだととらえて欲しいですね。
とはいえ、8点しかないのでこの企画展を楽しむには、他の作品も
いかに楽しめるかがポイントになってくるでしょう。
例えば、下の絵はフェルメールの作品が集まるよりも日本に来ることが
奇跡です。
ハブリエル・メツー《手紙を読む女》(1664-1666年頃)
こういうことを知っているかどうかで楽しめ方がだいぶ違って来る展覧会ですね。
この企画展に限っていえば、相当下調べすることをおススメします。
同じお金を出して、知っているのと知らないのでこれほど楽しめ方が違って来る
展覧会も中々ないですよ。笑
フェルメール展に合わせて色んな本が出ているのも納得です。
入場の仕方もヘンテコで時間枠指定入場になっています。
これは、チケットを買った時に指定した時間に入場しなければならない
ということらしいです。^^;
ただ、勘違いしてその時間に入場してそのまま出てきてしまう人が
いるかもしれませんが、退場時間は決められていないので、せっかく高い
入場料を払うのだから、自分のペースでじっくり見てきたほうがいいですよ。
私も混雑は嫌なのですが、それを我慢して行く価値は十分にある企画展と
言えると思います。
東京は来年の2月までやっているのでしっかりお勉強してから行ってみて下さい。
意外とこのお勉強の時間も楽しいかも!
しゃねげど。笑
フェルメール展はこちら。
それでは皆さま今日も良い1日を。