こんにちは。S&Tの上村です。昨日もご紹介しましたがMatthew Day Jacksonの人気がS&Tで沸騰しています。入荷はまだですがこれから数点入荷予定ですが、すでにお客様から欲しいとのお声が。😅
まずは見てからで良いと思うのですが・・・^^;
なくなっちゃうかもしれないという気持ちはわかるのですが、あまりの人気にS&Tでは珍しく抽選での販売にさせて頂きます。🙇♂️
これは、どの方の熱意も素晴らしく皆さんに平等に購入する機会を持ってもらうための措置です。
どこぞのギャラリーのように販売目的やイメージ戦略でやっているわけではないのでご理解いただけるとありがたい。
だって誰に持ってもらうかなんて私には決められません。(T . T)
というわけで抽選です。
ま、作品到着まではもう少し先ですので到着後皆さんに見ていただいてからそれでも欲しいときは抽選に参加して下さい。
到着後の様子を思い浮かべると複雑な気持ちです。😓
気になる方は遠慮なくご連絡下さいね。
混乱必至の今回の入荷ですが、私がご紹介したアーティストがこれほど人気が出るのは非常に嬉しいことです。
実際に実物を見ないとちょっとよくわからない作家ですが、見た方は必ずと言っていいほどため息をついていく作品の数々です。(笑)
彼の作品を初期に入荷した時にゲットした方はラッキーだったかもしれませんね。😅
本来はあまり制限したくはないので、できる限りご要望に応えられるように頑張りますね。👍
というわけで本日の1品です。
Glenn Ligonは1960年、ニューヨーク・ブロンクス生まれのアーティストです。ペインティング、ネオン、シルクスクリーン、写真、インスタレーション、ビデオといった、多岐にわたる技法を用いて制作しています。なかでも、代表作として最も知られている作品は、1980年代後半から制作され始めた、テキストを用いた抽象画のシリーズです。ステンシルを用い、黒のオイルスティックで文字が繰り返し描かれたそれらの作品は、過剰なまでの厚塗りで画面が隆起し、何層ものレイヤーが重なることでカンヴァス上の文字はほぼ判読不能な状態となっています。
人種やセクシュアリティ、アイデンティティを問う面がしばしば強調されがちなライゴンの作品ですが、一方で、従来のモダニズム絵画やコンセプチュアル・アートの潮流に基礎をおきつつ、批評性をもって制作されています。また、アメリカ文学から絵本、そして奴隷体験記に至るまで、幅広いソースから引用されたテキストやイメージを用い、アメリカの歴史や文化に対する鋭い考察をもたらしてもいます。