こんにちは、S&Tの上村です。昨日はお天気荒れたせいなのかなんなのか、一昨年救急車で運ばれて以来のめまい😵💫
あまりの気持ち悪さに吐きはしないもののあの倒れた日を思い出しました。
1年半以上経つのにいまだに治らないなんて信じられませんよね。結局は現代医学ではわからないようですので付き合っていくしかないものの結構キツかった。
無理しないように様子見ながら頑張っています。
そんな状態なので結局昨日は半分お休み状態でしたが、健康な時に休むのとは訳が違いますよね。健康な時に思いっきり休みたいななんて考えながら寝てました。😅
それに加えてこの寒波。元気になってきたもののこれから頑張って雪かきしなければなりません。これでまた具合悪くなりそうです。😮💨
何よりも健康が一番ですね。皆さんもお気をつけ下さい。
そんなわけでのんびりと営業しているS&Tですが『例のアレ』は開催中です。
中には非常に珍しい本も出品されています。どんな本かというとインクを一切使用していない画集。画集といっても1人の画集ではなく世界の大御所何人かの画集。中にはロバート・ロンゴも参加しています。
これがカッコいいんですよね。『例のアレ』開始当初は未開封のため中を見る事ができませんでしたが、現在はサンプルとして訳ありの同じものを入手しましたので中身をお見せできます。😆
まだご覧になっていない方は一見の価値アリですよ!
限定1500部の貴重な本ですので未開封となれば尚更その希少性は高いですよね。
それがとんでもない事になっていますので皆さんお早めに。
今回は書籍?作品?なんていうものもいくつかご用意しておりますのでそちらも注目して頂ければなと思います。
結構、本だからといってその価値を見誤っている方いるんですよね。なんなら見ない方も多いですかね。😅
実はうちの本棚には35年くらい前に2万円で買った本がありますが、現在の市場価値50万円なんていうものもあるんですよね。ちなみにこれはサイン入っておりません。サイン入っていたら一体いくらするんだろう?
ま、お金ではありませんが作品だけでなくそんな希少な本のコレクションもまた楽しいものです。
今回はそんなものも少しご用意してみました。もちろん出品しているものは全てサイン入りです。
2025年もたっぷりと楽しんで頂けたらと思います。2025年の運試しにぜひ足を運んで下さいね。
実はすでに現在の市場価格よりだいぶ安いものも出しちゃってますが…。
うちは2025年もやせ我慢です。(笑)
というわけで本日の1品です。
Annette Messager(アネット·メサジェ)は1943年フランス生まれのアーティストです。
1970年代から身近な小物や雑誌、日用品などの日常の素材を使った作品を創作。1982年には、写真モンタージュとファンタジーを融合させた作品群《キマイラ》シリーズを発表しました。その後、布、刺繍、編み物といった女性らしい素材と、動物のはく製や人体のパーツ写真を融合させた作品で注目を浴びます。彼女は既存のスタイルにとらわれない斬新な視点で、人間の相反する複雑な内面を浮き彫りにします。アウトサイダーとして「権威」への挑戦を続けるとともに、最近はフェミニズム運動をテーマにメッセージ性のある作品にも取り組んでいます。2005年にヴェネツィア・ビエンナーレ金獅子賞を受賞。2008年に森美術館で日本初の大規模個展『アネット・メサジェ:聖と俗の使者たち』を開催。浮世絵師・歌川国芳の手法を参考にするなど日本文化にも造詣が深い。
彼女は建築家でアマチュア画家だった父の影響で、幼少の頃から「クレヨンや絵の具を与えてもらい、よく絵を描いていたので、芸術はとても自然なことでした」と語っています。
パリ国立高等装飾美術学校時代、写真コンクール優勝の副賞だった世界一周航空券を使い、南ヨーロッパやインド、イスラエル、ネパール、日本などを旅行、異文化の影響を受けました。卒業後、ジャン・デュビュッフェの前衛美術に感銘を受け、さらには1968年の「5月革命」による旧体制崩壊を目の当たりにし、美術は美術館といった「権威」ではなく、路上や日常にあると痛感したといいます。
翌1969年、パリで彫刻のインスタレーションと版画を発表し、注目を集めました。1970年代には日用品を集積した《コレクション》シリーズや、映画のポスターにヒントを得た《連続ドラマ》などを世に送り出します。1982年には、写真モンタージュとファンタジーを融合させた壮大な作品群《キマイラ》シリーズを発表。
その後、1990年代にかけては、ぬいぐるみや布、刺繍、編み物といった女性らしいモチーフや素材を駆使しつつ、人体のパーツを写したグロテスクな写真や動物の剥製などを融合させた「二面性」を強調する作品に移行。表現方法も「吊す」「浸透する」といった展示の可能性も探究しました。
既存のスタイルにとらわれない斬新な視点で、人間の相反する複雑な内面を浮き彫りにする作品が多いが、彼女は「オブジェにも人間にも常に相反する裏側があります。私はいつも先入観なく空っぽな状態で創作を始め、見るものすべてを自分のものとして吸収します。芸術家は泥棒なのです」と話します。
21世紀に入ると、コンピューターを駆使した“動く作品”にも挑戦。2005年には、童話『ピノキオ』を原案にした作品群《カジノ》で、ヴェネツィア・ビエンナーレ金獅子賞を受賞。最近ではトップレスで抗議する女性集団(フェメン)のフェミニズム運動など、メッセージ性のある作品の制作にも取り組んでいます。
1990年には夫でもあったクリスチャン・ボルタンスキーと2人展も開催しています。
また、2008年には森美術館にて『アネット・メサジエ:聖と俗の使者たち』展が開催されたり、2016年には第28回高松宮殿下記念世界文化賞の彫刻部門で受賞していたりと日本でも馴染み深いアーティストです。
「私の絵は、一枚の紙、空虚、インク、水、そして偶然だけで描かれた幽霊のような幻影のように思えます…」〜Annette Messager
彼女の作品にご興味ある方は遠慮なくご連絡下さいね。
それでは皆さん本日も良い1日を。