こんにちは、S&Tの上村です。昨日は『愚直』の合間に二紀展を見てきました。ま、うちの展示とは全く違う展示なので比べようもないのですが、私の好みはもちろん圧倒的に『愚直』。当たり前ですが。(笑)
山形では何も知らない人が圧倒的に二紀展の絵画が素晴らしいという事でしょう。しかし、それは何もわかっていない人の話。上手ですが8割は芸術性は皆無と言っても良いかもしれませんね。もちろん中には良い作品もあるのですが。そういうことを言うとまた怒られますが。💦
別にそれが良い悪いじゃないですので誤解なきように。
昨日は幸か不幸かその本質に気がついちゃった人と二紀展の会場でそんな話で盛り上がりました。(笑)
ただ、日本の8割の展示がそんなやつだと認識しておかないとストレスが溜まりすぎちゃって神経がもたないと言うこともお話ししておきました。それだけその方は熱い思いがあるのは理解できますが、そんなまがい物の展示や人は相手にしないのが一番ですね。(笑)
じゃないと私みたいに耳を失うことになりかねません。皆さんにもご忠告です。😅
いずれにしろS&Tの野望でそのうちわかる人の割合を逆転させたいなと密かに目論んでおります。生きているうちにできるかな???(笑)
そして、帰ってからのんびりと油断していると突然フランスから電話が。出るとフランス語で『Ça va?!』『%&$”#!?』と言っています。私は全くフランス語がわからないので『サヴァ』しか聞き取れず焦りました。😅
こういうのS&T設立以来久しぶりですね。ま、その後どこからかはわかりましたがビックリしました。(笑)
最近忙しさにかまけて油断していたので改めて一生勉強だと認識しました。油断大敵ですね。💦
精進します。(笑)
さて、12月4日からは今年のArt Basel Miami Beachが始まりますが、日本では全く話題にならなくなっちゃいましたね。それだけ日本人のアートの関心が薄れてきたということなんですかね。関心が薄れたというか、経済的に厳しくなったというか、相変わらず日本人はという感じですかね。😅
こちらも何十年も同じことの繰り返し。本当に少しは進歩しているのかなと不安になります。もちろん興味を持ち続けてくれる人の割合は少しは増えていると信じて頑張っていますが。本当のところは一体どうなんでしょうね。時々疑っちゃいます。💦
海外の各ギャラリーからいろんなご案内いただくので見ているとそんな状況とは対照的に何やら面白いものたくさん出るようですよ。身体と時間が許せば行きたいところですが。
いつも言っていますが、芸術品を買うなら今ですね。
なぜってそれは経済と同じで不景気な時ほど良いものが安く買えるからなんですよね。本当なんですよ。
手堅くきちんと稼いでいる方は尚更今がチャンスですよ。そんなご相談はS&Tへ。怪しさMaxですが。(笑)
信じるも信じないもあなた次第です。(またまた都市伝説みたいになっちゃいますが。😅)
と言うわけで本日の1品です。
彼女のたちの最新作ですね。いつも思うのは彼女たちの作品の圧倒的違和感と居心地の悪さ。なんだか目が離せませんね。
ハナ・クインラン&ロジー・ヘイスティングスは、ロンドンを拠点に、映像、ドローイング、インスタレーション、パフォーマンス作品を制作するアーティスト・デュオです。西洋の文脈における LGBTQ カルチャーと社会構造との関係性を探り、美術史やアーカイブを参照することで浮かび上がる諸問題を再解釈しながら、現代の私たちが直面する社会や政治のあり方に疑問を投げかけてきました。 テート・ブリテンで開催された展覧会「Tulips」(2022年)では、フィレンツェのブランカッチ礼拝堂にあるフレスコ画からインスピレーションを得た架空のシーンをストリート写真のアーカイヴを用いて描き出し、公共空間におけるパワーダイナミクス、階級、権威といったテーマに迫りました。
彼女たちの作品はBritish Museum, London (UK); British Council Collection, London (UK); Government Art Collection, London (UK); Hepworth Wakefield, Wakefield (UK); The Box, Plymouth (UK); The David and Indrė Roberts Collection, London, (UK); Walker Art Gallery, Liverpool (UK); Deutsche Bank Collection, Berlin (DE); The Fitzwilliam Museum, Cambridge (UK)などに収蔵されています。
版画ですが1点S&Tにもあります。
ご覧になりたい方は遠慮なくお申し付けくださいね。
それでは皆さん本日も良い1日を。