こんにちは、S&Tの上村です。昨日の『愚直』は私がお留守番。いつものように水曜日だから今日こそさぼれると思っていましたが、予想に反して会場に着くなりお客様が。そこからずっとお客様途切れずに結局夕方になっちゃいました。😅

うれしい悲鳴ですがヘトヘトです。(笑)

所変わればと言いますが施設によってこんなに変わるんだと今更ながら実感した昨日でした。

午後から田賀先生いらっしゃいましたが、田賀先生も次々とお客様に説明してヘトヘトだったと思います。今頃泥のように眠っている事でしょう。

頑張った甲斐もあり皆さんにはたっぷりと堪能して頂きましたよ😆

本日も『愚直』はもちろん開催しておりますが、本日は石川琢弥さん、青木みのりさんの2名が在廊予定です。皆さんお時間見てぜひ足を運んで下さいね。

【愚直】
 日時: 2024年11月19日(火)〜12月1日(日)
     10:00〜19:00 (最終日は16:00まで)
 
 場所: やまがたクリエイティブシティセンターQ1内
         1階1ーG『THE LOCAL』

 *ギャラリートークは11月23日(土)14:00〜

さて、少し前の話になりますが海外からはこんな話題が。

イタリア当局が、アンディ・ウォーホル、バンクシー、パブロ・ピカソなど、世界で最も有名な芸術家の贋作を制作・販売していた美術品贋作師の国際ネットワークを解体したというニュース。

皆さんご存知でした?

複数の国にまたがるこの作戦により、スペイン、フランス、ベルギー出身の容疑者6人を含む38人が捜査対象となりました。

これにより30人以上の著名な芸術家の作品とされる2,100点以上の贋作美術品を押収したと発表されました。

すごいですね。わかってはいるもののこんなにあるんですね。怖いですね〜😱

このネットワークの詐欺行為による経済損失はどのくらいか皆さん想像できますか?

実に2億1,200万ドル(およそ321億円)を超えると推定されているんですね。😨

贋作の中には、アメデオ・モディリアーニ、ジョアン・ミロ、フランシス・ベーコン、ワシリー・カンディンスキー、ヘンリー・ムーア、グスタフ・クリムトなど誰もが知っている面々の作品も多数あったそうです。

ではなぜこれほどまでの贋作が出回ってしまったのか?

気になりますよね。

それらは偽造された鑑定書とともに本物の絵画として展示され、その一部はイタリアのオークション会社が共犯で発行したものだったんだそうです。😨

映画みたいな話ですね。

鑑定書なんて信じられないと私はいつも言っていますがそれを裏付けるような話ですよね。

今回の捜査は近年ますます巧妙化している国際美術品贋作取引に大きな打撃を与えると言います。

しかし、捕まったのは良いのですが、自分の所有している作品がもしかしたらと焦っている人もいる事でしょう。

この捜査には複数の国が関与しており、当局はこのネットワークの解体が将来的に偽造を企てる者に対する抑止力となることを期待しているといいますが、完全になくなることはないような気がします。イタチごっこですよね。😅

作品を真正品と見分ける能力は、コレクター、ギャラリー、オークションハウスのいずれにとっても重要な懸念事項となっていると言えそうですね。

昨日もお客様と話していましたが、まさに『事実は小説より奇なり』ですね。

こんな出来事が日常茶飯事であるアート業界に怖さよりワクワクしちゃう私は不謹慎ですかね。(笑)

やっぱりアートはやめられません。

皆さんはどうですか?

もちろん『愚直』では贋作なんて皆無ですよ。(笑)

それでは皆さん本日も良い1日を。