こんにちは。S&Tの上村です。以前からちょいちょい書いたり、話したりしていますが、今週末ART SHOPも開催されるので本日はアートの価格について少しお話しできればと思います。

『アートの値段はあってないようなものだよね?』と言う方がよくいらっしゃいます。確かにその通りなのですが、これはアートの価値と価格がわかりづらいからそう思う方が多いのだろうと思います。

例えば普通の一般の車と高級車の価格の違いはと言うと、製造に伴うコストを基準に決定され、品質においてもその違いは一目瞭然ですよね。

でも、アートはほぼ同じ作品(現実にはありませんが)であっても作者が違うと言うだけで大幅に価格が違ってくるんです!!!!

と言うことは、アートに一定の基準を満たさなければならないというルールは存在しないんです。売れるかどうかは別としていくら高い値段をつけても法的には問題ないんですよ。これが、アートのユニークな点であり、わかりづらくなっている原因なんだと思って下さい。

じゃ、アートの値段はどう決まってくるの?と言うと経済学になってきますが、要するに需要と供給のバランスなんです。

わかりやすく言うと、例えば亡くなった巨匠の作品がここにあるとします。そうすると今後新しい作品が供給されることはないですよね。欲しい人は無数にいるわけです。そうすると作品に希少価値が生まれ値段は上がってくるという具合に作品の価格が決まってきます。だから、1万円で買った絵がのちに数億円になったなんていうことが出てくるんです。

『じゃ投資になるじゃん!』と思った方もいるかもしれません。それはまた別の日に。

でも、結局アートの選び方は作品が良いか悪いかで選ぶことをオススメしますが(⌒-⌒; )

今週末アートショップ でそんなお話しもしながら、将来のお宝を見つけにいらっしゃって下さい。